いとわズ

地獄の育児録〜靴下編

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約4分

人は簡単に育児ノイローゼに陥ってしまいます。

夫の仕事が忙しいがために、一人でディフィカルトベイビーを育てるママさんもたくさんいると思います。それはそれは大変なことでしょう。

そこで、『すべてのディフィカルトベイビーを持つママさんへ〜子育ては地獄だから大丈夫〜』と題して、大変な子供はたくさんいるよ! あなたの家だけじゃないよ! Facebookやブログは、良いところばかり切り取ってるだけだよ! 腹が立つったらないね! ってことを、僕の体験談をもとに伝えていきたいと思います。

少しでも共感してくれたり、コイツよりはマシだなって思ってくれたら幸いです。

靴下が永遠に…

今回は靴下についてです。

“ディフィカルトベイビー×靴下”と聞くと、だいたい「赤ちゃんて靴下嫌いなのよねぇ〜」と、悩んでいる話と思われがちですが娘は違いました。

靴下が異常に好きなんです。

そのピークは、1歳半くらいの頃でしょうか。

歩き始めた娘は、朝5時半というこの世のすべての民が眠りについているであろう時間に目を覚まし、どこからともなく靴下を見つけ、僕が寝ている枕元にやってきます。

「なぁああああ!!」とけたたましい声で泣きじゃくり、僕に靴下を履かせろと強要。寝ぼけ眼のまま、僕は娘にその黒い靴下を履かせますが片っぽしかない。

すると、靴下を履けた喜びを「んへっへっ」と噛み締めていたはずの娘。しかしすぐに「へぇあああぁぁぁあ!」と、片っぽしかないことに怒り、叫び出します。自分で置いてきたのにね。

ベッドから這い出た僕はもう片方の靴下を探すものの、どこにあるのかわからない。

仕方なく、黒に近い紺色の靴下を履かせる僕。しかし、娘は微妙な色の違いに気付き、再び叫び、暴れ出すのです。

子供だましに失敗した僕は、こりゃいかん! と、本気で靴下探しを決行。なんとか対の靴下を見つけ出し、反対側の足に履かせました。

さぞかし喜んでいることだろうと思い、娘の顔を見てみると、なぜか口が少しずつ歪みだします。「ぬああああああん!!」涙を流して本日三度目の大雄叫び。

まだ朝の六時です。

ここで問題。なぜ娘は泣いたのか?

大好きな靴下を履かせたのに泣いてしまった。これ、なぜだと思います?

[su_animate type=”fadeInDown” duration=”5″]正解 大好きな靴下を“手に持ちたかったから”[/su_animate]

大急ぎで靴下を脱がせて手に持たせると、「だあああ」と笑顔になる娘。しかし、ものの5秒で4度目の咆吼が……。

今度は、履きたくて泣いているんです。

初めて“履きたい→持ちたい→履きたい”という無限ループを浴びせられたとき、

「お前、マジか・・・」

と、思わずタメ口をたたいてしまったことを覚えております。

朽ちるまでちくわ

なにもこのループ、靴下に限った話ではありません。

“靴ループ”や“アンパンマンTシャツループ”、なかでもどうしたらいいかまったくわからなったのは“ちくわループ”です。

ちくわが食べたいと騒ぎ、あげると不味いと騒ぎ、口から吐き出して下に落ちたと騒ぐ。

靴下と一緒です。落ちたちくわを拾って食って、吐いて落として、拾って食う。

一体何を見せられているんだろう? こっちの感情はゼロ。ちくわがちくわとしての形をなさなくなったとき、ようやくこのループは終わりました。

今回は靴下に関してのディフィカルトっぷりを紹介しました。

もし、似たような経験、また、これとは違ったしんどい経験がありましたら、僕(@natsuo_sawano)に何でもいいんで、ガンガンお寄せ下さい。分かち合って楽になりましょう。

もちろん、ちくわ関係でも構いません。

子供の長所を見る

最後に、僕の育児において我慢の秘訣を1つ。それは子供の良いところを見てあげること。

今回、紹介したい娘の良いところ、それは

「黒との微妙な色の違いを見抜く」

というところ。目が良くてまいっちゃう。

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