心優しきというよりも、臆病な生き物なのです(ゴリラ)。
時を遡ること3年とちょっと前、ゴリラを題材にした1作のフリーゲームが産声をあげました。それまでゴリラが主役のゲームといえば、ドンキーコングやキングコングくらいしかパッと思い出すことができませんが、ゴリラゲームにはいわゆるハズレは少ないように思います。
だってゴリラが主役なんだから。で、そうそう3年ちょっと前のPCフリーゲームの話でしたね。フリーゲームの領域に「ゴリラのレクイエム」という名のゴリゲーが登場したわけです。ゴリゲーには良作が多いとあれば、それがフリーであってもゲームのデキについて期待せずにはいられませんよ。
そんなわけで今回、ゴリラ系フリーゲームの最新作『ゴリラのレクイエムR』をちょっくら紹介していきます。
レクイエム感、あんまりない
どちらかというと終末感が随所に漂うこのゴリゲー。「R」にはいったいどんな意味が込められているのだろう。リターンズ? まあ、憶測で物事を語るのも野暮なのでこれ以上の言及は無意味! 意味を考えるより先に遊べ! って話です。
一定時間ゴリラから逃げろ!
さて、このゲームには「闇夜に這いよるゴリラ達」と「廃墟に潜むゴリラ達」の2種類のステージが用意されていますが基本的にはどちらも遊び方とその目的は同じです。
「ゴリラにメンタルをやられない」その1点のみ。ゲームがスタートすると、プレイヤーの視界が限られていることに気づきます。また、右上には時間とメンタルが表示されていますね。
つまりはこの視界にゴリラその他を入れないこと。それだけなのです。
視界にゴリラその他が入るとびっくりするほどの早さでメンタルがどんどんやられていきます。メンタルが0になったら待ち受けるのは死。ゴリラ見続けたら死ぬんですよ、大変だ。
さきほどゴリラその他と表現しましたが、その他というのはこんなヤツら。むしろゴリラよりその数が多い。こヤツらが視界に入ってきたら、視界に入れないようにフィールド上を動き回らねばなりません。
ちなみに視点移動は←↑→↓キーのみ。ただし、それだけだと移動速度が遅いのでShiftを押して加速して移動させると良いでしょう。
ちなみにイヤホンをつけてプレーすると、どの方向からゴリラその他が移動してくるかが音でなんとなくわかります。
目標達成時は性格診断してくれる
目標達成(ゲームクリア)時に、プレイに応じた性格診断結果が表示されます。
これは僕のプレー診断結果ですが、意外と当たっている気がします。
ちなみに、制作者も語っていましたが、2回もプレーしたら飽きます。あくまで本当にやることなくて…ってときに暇つぶし程度に遊ぶくらいがちょうどよい程度でしょう。
ゴリラのレクイエムR
(ダウンロード版を遊ぶより)
公式サイト ゴリラの隠れ宿