いとわズを運営するHEWが配信する電子書籍に登場する名キャラクターを電子書籍、コミック担当浅野が淡々と紹介。
全部は紹介しませんよ? 紹介するのはほんの少し。淡々と淡々と。
今回は、大ファンから続巻は「まだか?」「まだか?」と急かされる伝説的少女漫画家・今村洋子の作品「ハッスルゆうちゃん」の第2巻から。
すて子として登場するかわいい女の子〝まみちゃん〟をご紹介。
まみちゃんはゆうちゃんに公園で拾われるのですが、かわいい見た目とは裏腹に実はしたたかな性格の持ち主なんです!
かわいそうなシチュエーションにグッときちゃう
本作は、小学6年生の明るくて活発な女の子〝ゆうちゃん〟を中心に起こる元気な子供たちの日常生活をほのぼのと描いた作品ながらも、2巻のトップにくるのは〝すて子〟のお話。
主人公のゆうちゃんに〝まみちゃん〟が拾われて、ゆうちゃんの家族をはじめ、警察官までを巻き込み、なんやかんやと騒動を起こす……という内容です。
まみちゃんは麻美子(まみこ)という名前の3歳児。お父さんが男手ひとつで育てるも、自信がなくなってしまった。親子心中をすることまで考えたが他人さまのお情けにすがって……、と捨てられてしまったのです。
この作品が描かれた約半世紀前も現在同様、どうやら厳しい社会状況にあったようです。
実はしたたかな3歳児
「おねえちゃーん。おちっこォー」とゆうちゃんに甘えるまみちゃん。やや人見知りなのか、ゆうちゃんのお姉様方には、いまいち懐かない。それどころか「きらいっ!」とまで言われてしまう。
まあ、小さな子だから…と思ったら大間違い。
ゆうちゃんのパパには「チュッ」とおやすみのキスをするのに…おねえちゃんの鼻にはガブリ!
子どもながらに、自分にとってプラスになるかマイナスになるのかを感じとるしたたかな性格の持ち主なんです。
以前、紹介した「カッパちゃん」に「ちゅき♡」とおませなことを言うのも計算でしょうか?
はたして、まみちゃんは一体どうなってしまうのか…本編でジックリご覧ください。
まみちゃんが登場する「すて子そうどうの巻」は大ボリュームの130ページで読み応えありですよ!
[box class=”box26″ title=”『ハッスルゆうちゃん』”]
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[cell]今村洋子
小学6年生の明るくて活発な女の子〝ゆうちゃん〟を中心に起こる元気な子供たちの日常生活をほのぼのと描いた作品。
第2巻には「すて子そうどうの巻」「おるす番はまかしときの巻」のニ大長編を収録。
電子書籍で復活を果たした本作には、巻末特典として「デジタル複製原画」の扉絵コレクションを収録!
著者は少女漫画の草分け的存在の今村洋子。子供の日常生活をほのぼのとして快活なタッチで描く本作は、1964年から1967年まで『週刊マーガレット』(集英社)にて連載された。1965年第6回講談社児童まんが賞受賞するなど絶大な人気を博した伝説の少女まんが。[/cell]
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