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	<title>原田 イチボの記事一覧 | いとわズ</title>
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	<title>原田 イチボの記事一覧 | いとわズ</title>
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		<title>4コマの巨匠・いしいひさいちのストーリー漫画『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』は百合を感じる大傑作</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Oct 2022 10:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[書評]]></category>
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					<description><![CDATA[
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	<a href="https://itwas.media/before-renewal/book-review/roca"><img title="221017-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/10/221017-harada-01-300x225.jpg" alt="4コマの巨匠・いしいひさいちのストーリー漫画『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』は百合を感じる大傑作" width="300" height="225" /></a>
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	　いしいひさいちの新作漫画『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』が絶賛の嵐を巻き起こし、8月に発売開始されてから約1か月で第3版が決定した。そう聞いて、「自分は漫画好きを自負しているが、『ROCA』なんて書店で見たことも聞いたこともない」と首をひねった人もいることだろう。それもそのはず。『ROCA』は自費出版による単行本で、入手するには、いしいの公式サイトなどからわざわざ通販を申し込まないといけないのだ。 　大御所作家が令和になぜそんな面倒なやり方を……と思わなくもないが、いしいといえば関西大学漫画同好会の出身で、同人文化とは馴染みが深く、近年はオリジナル作品限定の同人誌即売会「コミティア」にも出品している。『ROCA』を自費出版&#8230;]]></description>
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	<a href="https://itwas.media/before-renewal/book-review/roca"><img title="221017-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/10/221017-harada-01-300x225.jpg" alt="4コマの巨匠・いしいひさいちのストーリー漫画『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』は百合を感じる大傑作" width="300" height="225" /></a>
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<p class="">　いしいひさいちの新作漫画『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』が絶賛の嵐を巻き起こし、8月に発売開始されてから約1か月で第3版が決定した。そう聞いて、「自分は漫画好きを自負しているが、『ROCA』なんて書店で見たことも聞いたこともない」と首をひねった人もいることだろう。それもそのはず。『ROCA』は自費出版による単行本で、入手するには、いしいの公式サイトなどからわざわざ通販を申し込まないといけないのだ。</p>



<p class="">　大御所作家が令和になぜそんな面倒なやり方を……と思わなくもないが、いしいといえば関西大学漫画同好会の出身で、同人文化とは馴染みが深く、近年はオリジナル作品限定の同人誌即売会「コミティア」にも出品している。『ROCA』を自費出版にしたのは、きっと自然な選択だったのだろう。</p>



<span id="more-9326"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e38184e38197e38184e381b2e38195e38184e381a1e6b581e381aee8908ce381884e382b3e3839e-1">いしいひさいち流の萌え4コマ!?</h2>



<p class="">　『ROCA』はいしいによるストーリー漫画だ。ポルトガルの国民歌謡「ファド」に魅せられたヒロイン・吉川ロカが歌手という夢を叶えるまでが瑞々しく描かれている。4コマ形式を基本にしつつ、時にはコマを4つ以外に割った形式も混じえ、ごく短いエピソードの連なりによってひとつのドラマを紡いでいくスタイルは、いわゆる“萌え4コマ”で有名な漫画雑誌『まんがタイムきらら』作品の構成を彷彿させる。</p>



<p class=""><em>※ちなみにいしいは、デビュー40周年記念ムック『いしいひさいち 仁義なきお笑い』（河出書房新社）掲載のロングインタビューで、「良くも悪くも4コマの最新形」「こうした新たな動きのあることはその分野の生きている証としてすばらしい」と萌え4コマに肯定的な発言をしている。</em></p>



<p class="">　『ROCA』を読んで『まんがタイムきらら』を思い出す理由は、もうひとつある。それは吉川ロカと柴島美乃の関係性だ。歌以外は「方向、スポーツ、勉強、オトコ」の全てがオンチなロカと、その同級生（何度も留年しているので実際は年上）の不良娘・美乃。何かと危なっかしいロカに対して、美乃は辛辣すぎるツッコミを入れながらも、なんだか危なげな稼業をしているらしき実家まで駆り出して親友の夢を応援する。デビューが決まったロカに美乃が「おまえはオレのシマだ」と彼女流の言葉選びでエールを送るのは、本作の名シーンのひとつ。凸凹コンビの結びつきには、百合のテイストすら感じられる。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e3808ce983bde59088e381aee38288e38184e3818ae8a9b1e3808de381abe6b7b7e38196e3828be4b880e782b9e381aee381bee381bee381aae38289e381aa-2">「都合のよいお話」に混ざる一点の“ままならなさ”</h2>



<p class="">　もともと吉川ロカの物語は、朝日新聞『ののちゃん』の連載内連載として始まった。歌手を目指すキクチ食堂の新人バイト・吉川ロカはゆっくりと、しかし着実にステップアップしていき、やがてデビューを果たす。しかし、この一連のエピソードは不評だったらしい。いしいはシリーズが終了した当時、「朝日新聞のコアな読者にはたいへん評判がわるかった」「シンプルなハッピーエンドを描こうとしたのですが、確信犯とはいえ場所をまちがっていました」とコメントしていたという。</p>



<p class="">　とはいえ、「新聞ではやりにくかった部分」を埋めていった結果、『ROCA』という傑作単行本が生まれたならば結果オーライと言うべきか。ただ、『ROCA』は「シンプルなハッピーエンド」とは素直に言いづらい物語に仕上がっている。</p>



<p class="">　いしい自身は「これは、ポルトガルの国民歌謡『ファド』の歌手をめざすどうでもよい女の子がどうでもよからざる能力を見出されて花開く、というだけの都合のよいお話です」と単行文の序文につづっている。このメッセージは、決して間違いではない。たしかに『ROCA』とはそのような物語だ。しかし、作品を読み終えてみると、「なんと意地悪なメッセージなんだ」とどこか憎たらしくも感じてしまう。</p>



<p class="">　なぜなら、『ROCA』とは「都合のよいお話」に混ざる一点の“ままならなさ”にこそスポットライトを当てた物語だからだ。</p>



<p class="">　夢へと進む道のりの中で、ロカはいくつかの別れを経験する。そして、ついにブレイクの芽が見えたとき、美乃との関係もまた変化する。芸能界を生きるには不器用すぎて、マネージャーから「まったく『ウソをつかない』のもどうかと思うんだ」とお説教をくらうほど無垢だったロカは、歌手として成功するために“あるウソ”をつく。その切ない選択には読者としては胸を打たれると同時に、「あのポケーッとした少女がそうまでして歌手になりたいのか」と彼女の秘めたる野心にゾクゾクさせられもするのだった。</p>



<p class="">　それからロカと美乃がどうなったかは、わからない。夢の跡とも言うべき光景を描いたラストのコマが読者の想像をかき立てる。</p>



<p class="">　ところで「泣ける4コマ」といえば、業田良家『自虐の詩』が有名だが、こちらもまた女性ふたりの友情を大きなテーマにした作品だ。過去にいしいは注目する漫画家のひとりとして業田良家を挙げたこともあり、「『ROCA』執筆中に『自虐の詩』がふと頭によぎった瞬間もあったのだろうか？」と妄想がふくらむ。ただ、『自虐の詩』が“失わなかった物語”だとすれば、『ROCA』は“失った物語”。読後にはビターな余韻が残る。</p>



<p class="">　『自虐の詩』はより正確に表現するならば、“失ったと思っていたものをまた拾い上げる物語”だ。幸江と熊本さんだって、奇跡の再会を果たすことができた。ならば、ロカと美乃も一生はなればなれのままとは限らないじゃないか。</p>



<p class="">　ロカが歌うポルトガルの国民民謡「ファド」とは、宿命や運命を表す言葉だ。いずれ運命がふたりを再び引き合わせる――。いち読者として、そう祈りを込めて。</p>


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		<title>『令和の虎』で目標を見事達成！　オルカ宇藤の「軽トラプロレス」がいよいよ初試合</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 Sep 2022 11:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/information-news/orcauto"><img title="220922-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/09/220922-harada-01-300x169.jpg" alt="『令和の虎』で目標を見事達成！　オルカ宇藤の「軽トラプロレス」がいよいよ初試合" width="300" height="169" /></a>
	</div>
	　プロレスラー・オルカ宇藤が、まさか『令和の虎』集団にハマるとは想像していなかった。今さら説明する必要もないかもしれないが、『令和の虎』とは『¥マネーの虎』の続編に当たるWeb番組。宇藤は巧みなプレゼンで出演者全員の心をつかみ、「100万円の融資」という目標をスムーズにクリアしてみせた。 https://www.youtube.com/watch?app=desktop&#38;v=0LZKRX0Z_UU https://www.youtube.com/watch?app=desktop&#38;v=jWhLiyYI934 　彼が番組で披露したアイデアとは、「軽トラプロレス」というキテレツなビジネスだ。軽トラの荷台をリングとして、全&#8230;]]></description>
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	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">
<p class="">　プロレスラー・オルカ宇藤が、まさか『令和の虎』集団にハマるとは想像していなかった。今さら説明する必要もないかもしれないが、『令和の虎』とは『¥マネーの虎』の続編に当たるWeb番組。宇藤は巧みなプレゼンで出演者全員の心をつかみ、「100万円の融資」という目標をスムーズにクリアしてみせた。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe title="【前編】軽トラプロレスで全国をまわりたい！【オルカ宇藤】[274人目]令和の虎" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/0LZKRX0Z_UU?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<span id="more-9319"></span>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe title="【後編】軽トラプロレスで全国をまわりたい！【オルカ宇藤】[274人目]令和の虎" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/jWhLiyYI934?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
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<p class="">　彼が番組で披露したアイデアとは、「軽トラプロレス」というキテレツなビジネスだ。軽トラの荷台をリングとして、全国各地の駐車場などに赴き、ミニマムなプロレス興行を行う。ちょっとしたイベントをやりたい地域コミュニティにはうってつけだろう。宇藤のビジョンを聞いた虎のひとりは、「Uberプロレスってことですね」とコメントしていた。</p>



<p class="">　虎からは「軽トラックの（耐久性は）大丈夫ですか？」といった至極最もな質問もぶつけられた。それに対して、宇藤は「自分の父親が車屋で、そのへんは相談しながら、サスペンションの改修だったりも込みで考えています」と説明。ほかにも「なぜ軽トラなんですか？」や「ぶっちゃけ自己資金ありますよね？　（番組出演は）ほぼ宣伝目的？」といった質問にもよどみなく回答していた。</p>



<p class="">　宇藤が口ごもった場面は大日本プロレス退団の経緯を聞かれたときくらいで、虎たちからコミュニケーションの高さを絶賛されていた。たしかに、ここまでしっかりしたコンセプトを立てた上で、そのアイデアを他人にわかりやすく説明できる人間はビジネスパーソンでもあまりいない。さすが西の名門、立命館大学出身……。視聴者コメントも「トークスキルがすごい」「コミュ力高すぎ」「人柄歴代ナンバーワン」と称賛の嵐だ。</p>



<p class="">　大日本プロレス退団をめぐるゴタゴタといい、プロレスラーであるにもかかわらず、宇藤はどこかプロレス業界にハマりきらないというか所在なさげな印象があった。いつしかプロレスラー兼サウナの熱波師となり、手作りサウナハットの販売も始めて……。正直なところ、「よくわからない人」になりつつあったが、そのよくわからなさが『令和の虎』では「なんだかおもしろい人」としてポジティブに受け止められた。</p>



<p class="">　やはり、“しゃべりが上手い”というのは強力な武器だ。考えてみると、宇藤はプロレスラーとしてそこまでしゃべっていた印象はない。むしろマイクは不得意なイメージだったので、今回の『令和の虎』で、「宇藤ってここまでしゃべることができたのか！」と驚いたくらいだ。</p>



<p class="">　このトーク力をリングでも発揮することができれば、プロレスラー・オルカ宇藤に何かが起きるのではないか。そんな期待も込めて、軽トラプロレス、応援しています！</p>



<p class="">　なお、記念すべき「第1回軽トラプロレス」は9月25日に新木場1stRINGにて開催予定。プロレス興行「プロミネンス第6戦 〜紅炎万丈〜」を盛り上げるためのプレイベントとして行われる。</p>



<aside class="deb-colored-box__outer deb-caption-box__outer deb__elem-scroll-anim from-bottom" style="--title-size:16px;--border-color:#ff6900;--scroll-transform:translateY(40px);--scroll-transform-origin:initial;--scroll-time:0.6s"><div class="deb-caption-box title-al-c pt-1 clearfix"><div class="cap-title__wrap al-c" role="heading"><div class="cap-title with-icon"><i class="title-icon icon-ticket"></i><span class="title-text">試合概要</span></div></div><div class="cap-content__wrap deb-colored-box">
<p class="">試合名：第一回軽トラプロレス（｢プロミネンス第6戦」内にて催行）<br>日時：2022年9月25日(日) 17時40分～18時頃(「プロミネンス第6戦」は18時～20時頃)<br>会場：新木場1stRING<br>チケット情報：<strong>「プロミネンス第6戦」</strong>のチケットが必要です<br>最前列席 6,600円<br>特別 RS席5,500円<br>指定席 4,400円</p>
</div></div></aside>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<title>宮迫博之プロデュース「焼肉 牛宮城」ですき焼きを食べてきた　料理は満足、だけど…!?</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 02 Sep 2022 09:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[話題にのってみた]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/on-topics/gyugujo"><img title="220901-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/08/220901-harada-1-300x197.jpeg" alt="宮迫博之プロデュース「焼肉 牛宮城」ですき焼きを食べてきた　料理は満足、だけど…!?" width="300" height="197" /></a>
	</div>
	　行くしかなるまい、宮迫博之プロデュース「焼肉 牛宮城」に……。話題の旬を若干過ぎた気はするものの、やはりWebライターたるもの、あれだけインターネットを騒がせた“聖地”は巡礼しておきたい。オープンから約5か月が経ったとはいえ、牛宮城の人気は未だ根強く、焼肉コースの予約はいっぱいだったため、すき焼きコースを食べに行きました。 すき焼きコースは玉子おかわり仕放題 ネット民のオモチャにされた牛宮城 　今さら説明するまでもありませんが、牛宮城はオープン前から大炎上したことで有名なお店です。2021年2月、宮迫とYouTuber・ヒカルが共同出資する形で焼肉ビジネスがスタートしたものの、同年9月、開店直前に行われた試食会でヒカルが「こんな焼&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/on-topics/gyugujo"><img title="220901-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/08/220901-harada-1-300x197.jpeg" alt="宮迫博之プロデュース「焼肉 牛宮城」ですき焼きを食べてきた　料理は満足、だけど…!?" width="300" height="197" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">
<p class="">　行くしかなるまい、宮迫博之プロデュース「焼肉 牛宮城」に……。話題の旬を若干過ぎた気はするものの、やはりWebライターたるもの、あれだけインターネットを騒がせた“聖地”は巡礼しておきたい。オープンから約5か月が経ったとはいえ、牛宮城の人気は未だ根強く、焼肉コースの予約はいっぱいだったため、すき焼きコースを食べに行きました。</p>


<div class="wp-block-image is-style-default">
<figure class="aligncenter size-full"><figcaption>すき焼きコースは玉子おかわり仕放題</figcaption></figure>
</div>


<span id="more-9304"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e3838de38383e38388e6b091e381aee382aae383a2e38381e383a3e381abe38195e3828ce3819fe7899be5aeaee59f8e-1">ネット民のオモチャにされた牛宮城</h2>



<p class="">　今さら説明するまでもありませんが、牛宮城はオープン前から大炎上したことで有名なお店です。2021年2月、宮迫とYouTuber・ヒカルが共同出資する形で焼肉ビジネスがスタートしたものの、同年9月、開店直前に行われた試食会でヒカルが「こんな焼肉ありえない」とクオリティに激怒。宮迫ひとりでビジネスを継続することになり、「悪徳コンサルにだまされている」疑惑が持ち上がったり、宮迫が資金繰りのため私物を売り払ったり、ヒカルと和解したり、ついに公開されたメニュー内容に対して「価格設定が強気すぎる」とネット上でツッコミが殺到したり、さまざまなすったもんだを乗り越えて3月1日オープンに至りました。</p>



<p class="">　あえて露悪的な表現を取るならば、牛宮城とは「ネット民のオモチャ」。だからこそ、開店までのドタバタという一番のイジられどころを脱した牛宮城が今どうなっているのか、いちネット民としては気になるところでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e79abfe3818ce7a9bae381aee381bee381bee68f90e4be9be38195e3828ce38081e38386e383b3e382b7e383a7e383b3e38396e38381e4b88ae3818ce3828a-2">皿が空のまま提供され、テンションブチ上がり</h2>



<p class="">　注文した「黒毛和牛 すき焼きコース」（7,980円）は、キムチナムル12種盛り合わせ、本日のお野菜10種盛り合わせ、厳選黒毛和牛の肩ロース、讃岐平打ちうどん、本日のデザートのコースです。さっそく「キムチナムル12種盛り合わせ」が運ばれてきたのですが、なぜか一皿が空のまま。これは……予備のお皿……？　何かの殻入れ……？　店員さんに確認してみたところ、「あっ。すみません。中身入れ忘れていました」とのことでした。</p>


<div class="wp-block-image is-style-default">
<figure class="aligncenter size-full"><figcaption>最初は一皿空でした</figcaption></figure>
</div>


<p class="">　「そんなことある？」というジャブをいきなり食らい、「“あの”牛宮城に来た！」という実感が湧いてきます。まだ前菜なのにテンションブチ上がり。来たかいがありました。キムチとナムル自体は大変おいしゅうございました。</p>



<p class="">　牛宮城は野菜がおいしいんですよね。もちろんお肉もおいしかったんですが、あれから思い出されるのは「すき焼きの野菜、おいしかったな……」ということ。すき焼きの玉子はおかわり仕放題なので、とろとろの甘いネギに玉子をじゃぶじゃぶつけて食べられるのが最高。ご飯何杯でも食べられちゃうよ！　あとでうどん来るから白米は我慢したけど！</p>



<p class="">　もし今後、野菜メインのコースができたなら、ぜひまた食べにいきたいです。これだけ野菜がおいしいなら、次はサラダも頼んでみたい。YouTuberのゆゆうたは、「サラダがクソまずかった」と言っているが……。</p>


<div class="wp-block-image is-style-default">
<figure class="aligncenter size-full"><figcaption>ベテランバイヤーが全国各地の生産者から仕入れている野菜</figcaption></figure>
</div>


<h2 class="wp-block-heading" id="e38386e383bce38396e383abe3818ce78bade38184e38293e381a0e3818c-3">テーブルが狭いんだが!?</h2>



<p class="">　料理に関しては大満足だった一方で、接客面が心もとなく感じるのは正直なところ。まずテーブルが狭い。普通の居酒屋のふたり席くらいの広さのテーブルですき焼きをするわけだから、鍋と野菜、肉を置いた時点でギチギチ。さらにサイドメニューも追加すると、テーブルのキャパを完全に超え、同行者と「そっちのお皿とこっちのお皿、位置交換しなきゃ」「じゃあ、この空いたお皿どうしよう」のようなワタワタしたやり取りを繰り返すことになる。そして、新たな料理を運んできたものの、いっぱいになったテーブルを前に一緒になってオロオロする店員……。</p>


<div class="wp-block-image is-style-default">
<figure class="aligncenter size-large"><figcaption>テーブルのキャパを引き換えに、ユッケを召喚</figcaption></figure>
</div>


<p class="">　一流店並のもてなしをしろとは言いませんが、客単価が1万円を超えるお店であれば、もう少しだけ落ち着いて食事を楽しみたい気持ちはある……。ただ、「これが牛宮城クオリティ」と少しおもしろく感じる部分もあるので、人間の心理とは複雑です。とりあえず「話のネタに」くらいの気持ちで来店したぶん、料理がしっかりおいしいのはうれしい誤算でした。</p>


<div class="wp-block-image is-style-default">
<figure class="aligncenter size-full"><figcaption>すき焼きコースは味も量も文句なし</figcaption></figure>
</div>


<p class="">　この世には、「おいしいものを食べるのが嫌いなわけじゃないけど、おいしい店をイチから探すのは苦手／面倒くさい」という層が結構いる。そういう人にとって、「宮迫の店（ネタ感は強いけど、料理はちゃんとしていそう）」というのは足を運びやすい存在だし、実際料理はおいしいので、なんならその後リピーターになるのかもしれません。</p>



<p class="">　ちなみに8月4日に公開されたYouTube動画で、宮迫は「テスト期間で学生のバイトがガバッと今来れない。（店が）回らない可能性が大」と店の窮状を訴えています。牛宮城のすったもんだは続く。</p>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<title>【※流血写真あり】重い荷物を背負ったからこそ見える景色がある。プロミネンス旗揚げ戦で示された“リーダー論”</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 May 2022 09:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
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					<description><![CDATA[
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	<a href="https://itwas.media/information-news/talk-events-noa-hikari"><img title="0428-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/04/0428-harada-1-300x225.png" alt="【※流血写真あり】重い荷物を背負ったからこそ見える景色がある。プロミネンス旗揚げ戦で示された“リーダー論”" width="300" height="225" /></a>
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	　女子プロレス業界全体でハードコア＆デスマッチが盛り上がる中、ついにハードコア&#38;デスマッチを中心とする女子プロレスユニット「プロミネンス」が誕生。4月24日、東京・新木場1stRINGにて記念すべき旗揚げ戦が行われました。 時にリーダーというのは、孤独を感じるもの 　プロミネンスのメンバーでありながら、凶器を用いるような試合の経験はまだ浅い宮城もち改め「夏実もち」と、デスマッチの経験豊富な植木嵩行。プロミネンスのリーダーとなった世羅りさと、デスマッチ団体「FREEDOMS」代表取締役である佐々木貴。旗揚げ戦というだけあって、これからの戦いに向けた覚悟を問うような試合が続きました。 　特に世羅と佐々木のリーダー対決がよかった。&#8230;]]></description>
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	<a href="https://itwas.media/information-news/talk-events-noa-hikari"><img title="0428-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/04/0428-harada-1-300x225.png" alt="【※流血写真あり】重い荷物を背負ったからこそ見える景色がある。プロミネンス旗揚げ戦で示された“リーダー論”" width="300" height="225" /></a>
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<p class="">　女子プロレス業界全体でハードコア＆デスマッチが盛り上がる中、ついにハードコア&amp;デスマッチを中心とする女子プロレスユニット「プロミネンス」が誕生。4月24日、東京・新木場1stRINGにて記念すべき旗揚げ戦が行われました。</p>



<span id="more-9261"></span>



<div class="dp_toc_container pos-before_first_h allow-toggle" role="navigation" data-margin="10"><p class="toc_title_block"><span class="toc_title icon-list">INDEX</span><span class="toc_toggle icon-up-open" role="button"></span></p><ul class="dp_toc_ul has_title"><li><a href="#e69982e381abe383aae383bce38380e383bce381a8e38184e38186e381aee381afe38081e5ada4e78bace38292e6849fe38198e3828be38282e381ae-1">時にリーダーというのは、孤独を感じるもの</a></li><li><a href="#18e6adb3e381a7e794b7e5ad90e981b8e6898be381a8e38387e382b9e3839ee38383e38381e38292e38197e381a6e689b9e588a4e6aebae588b0-2">18歳で男子選手とデスマッチをして批判殺到</a></li><li><a href="#e3808ce383ace38383e382b9e383abe382ace383bce383abe382bae38396e383a9e3839ce383bcefbc81e3808de7acac2e5bcbee38282e38288e3828de38197e3818f-3">「レッスルガールズブラボー！」第2弾もよろしくね</a></li></ul></div><h2 class="wp-block-heading" id="e69982e381abe383aae383bce38380e383bce381a8e38184e38186e381aee381afe38081e5ada4e78bace38292e6849fe38198e3828be38282e381ae-1">時にリーダーというのは、孤独を感じるもの</h2>



<p class="">　プロミネンスのメンバーでありながら、凶器を用いるような試合の経験はまだ浅い宮城もち改め「夏実もち」と、デスマッチの経験豊富な植木嵩行。プロミネンスのリーダーとなった世羅りさと、デスマッチ団体「FREEDOMS」代表取締役である佐々木貴。旗揚げ戦というだけあって、これからの戦いに向けた覚悟を問うような試合が続きました。</p>



<p class="">　特に世羅と佐々木のリーダー対決がよかった。蛍光灯の破片が散らばり、リングが血で真っ赤に染まる激闘を制したのは、佐々木でした。試合後のマイクは、勤め人の胸に刺さるものだったのではないでしょうか。</p>



<blockquote class="wp-block-quote"><p>「時にリーダーというのは、孤独を感じるものだ。団体を背負い、興行を背負い、自分も選手としてリングに上がる。お客さんの反応も気になる。お客さんの入りも気になる。次の大会のお客さんの反応もSNSも気になる。でも、そんなのは団体代表だけだ。ほかの選手が気にしているのは、自分の評価、自分の人気、自分のグッズの売れ行き。正直そんなもんだ。俺も孤独を感じて嫌になりかけたことが何度もある。組織を背負って、ファンの皆さまの思いを背負って、選手の肉体と命と健康管理、生活、その向こうにある家族、全てを背負った上でリングでデスマッチをやる覚悟がお前にあるか？」</p></blockquote>



<p class="">　自分は我ながら仕事を頑張っているほうだとは思いますが、やはりいちプレイヤーとしての視点しかない。近年は少しずつ変わってきたものの、それでも“自分の評価”が一番気になってしまうというのは否定しきれない。どんな組織であれ、トップに立つ人間が背負うものは、その他の社員と桁違いでしょう。上司に感謝……。</p>



<p class="">　良くも悪くも自由な立場でいたくて、自分サイズを超える責任を避けていましたが、重い荷物を背負って歩き続けたからこそ見える景色もあるのだろうなと思わせる試合でした。30代というタイミングでこの試合が観られてよかった。</p>



<div class="wp-block-image is-style-default"><figure class="aligncenter size-full"><figcaption>世羅りさ、何が起きても目が死なない女</figcaption></figure></div>



<h2 class="wp-block-heading" id="18e6adb3e381a7e794b7e5ad90e981b8e6898be381a8e38387e382b9e3839ee38383e38381e38292e38197e381a6e689b9e588a4e6aebae588b0-2">18歳で男子選手とデスマッチをして批判殺到</h2>



<p class="">　覚悟を確かめるような戦いが続いた後で、メインの試合に立った鈴季すずは、もう覚悟が決まっている選手ではある。昨年は男子選手たちと「ハードコア7番勝負」を戦い抜き、「18歳の女の子が何てことをしているんだ」と批判が殺到した彼女。開拓者とは、険しい道を進むものだ。大炎上の果てにそれでも戦うことを選んだすずは、この日とにかく楽しそうでした。</p>



<p class="">　タッグパートナーは、「ハードコア7番勝負」で対戦したこともあるデスマッチ界の生ける伝説・葛西純。試合後のマイクでは、葛西が前回対戦したときのすずについて、「あのときのお前は人生迷いながらデスマッチしてた」と振り返り、「でも今日組んでみて、胸張って堂々とデスマッチやってるじゃねーか。胸張って堂々と血、流してるじゃねーか」と声をかけました。この言葉には、すずも思わず涙。葛西、全てが粋！</p>



<p class="">　その後は、すずが世羅に次回大会での対戦を要求。覚悟を認められたすずと、リーダーとしての覚悟が決まった世羅のシングルマッチの行方は――？　このカードをもう切るのかと驚きつつも、プロミネンスはこれからの団体ですもんね。出し惜しみしない攻めの姿勢を応援していきたい。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>5月29日に開催される次回大会での対戦が決まった世羅りさ（右）と鈴季すず（左）</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="e3808ce383ace38383e382b9e383abe382ace383bce383abe382bae38396e383a9e3839ce383bcefbc81e3808de7acac2e5bcbee38282e38288e3828de38197e3818f-3">「レッスルガールズブラボー！」第2弾もよろしくね</h2>



<p class="">　鈴季すずといえば、3月に自分が聞き手を務めたトークイベント「レッスルガールズブラボー！」のゲストです。彼女の人生が動いた瞬間についてインタビューしましたが、間違いなくプロミネンス旗揚げ戦も忘れられない試合になったことでしょう。いつか、この一戦についても聞いてみたい。</p>



<p class="">　そんな「レッスルガールズブラボー！」第2回の開催が決定！　5月10日に新宿ROCK CAFE LOFTにて、今度のゲストはアップアップガールズ（プロレス）の乃蒼ヒカリ選手です。北海道のプロレス大好き少女は、いかにして東京で女子プロレスラーとなり、デスマッチファイターの道を歩み始めたのか？　図らずも女子デスマッチ選手が続きました。女子デスマッチ、盛り上がっているからね。</p>



<p class="">　第2弾もよろしくね！　配信もあるよ！　という告知で今回は終わります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"></figure>



<div class="wp-block-dp-ex-blocks-button al-c is-style-default"><a href="https://www.loft-prj.co.jp/schedule/rockcafe/211504" class="deb-button-link btn disp-blk btn-blue bold" target="_blank" rel="noopener noreferrer" role="button"><i class="button-icon pos-l icon-ticket"></i><span class="deb-button--inner">レッスルガールズブラボー！Vol.2 ゲスト：乃蒼ヒカリ</span></a></div>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<title>筋肉アイドル・才木玲佳が“筋肉卒業”　「現在の女子プロレス界で復帰すれば」とは想像するけど……</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 29 Apr 2022 11:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[推し語り]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/oshigatari/saikireika"><img title="220427-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/04/220427-harada-1-300x169.png" alt="筋肉アイドル・才木玲佳が“筋肉卒業”　「現在の女子プロレス界で復帰すれば」とは想像するけど……" width="300" height="169" /></a>
	</div>
	　筋肉アイドルこと才木玲佳が、3月末で“筋肉を卒業”した。今後は筋肉のイメージに縛られず、俳優業などにも挑戦し、仕事の幅を広げていくという。それにともない、ケガのため2019年8月より休業していたプロレスを引退することも決定した。 　自分が東京女子プロレスを初めて観戦したきっかけが才木だった。「あの筋肉アイドルの子の試合を観てみたい」と女友達に誘われて試合会場に足を運び、ドハマりして今に至る。近年は女子プロレス関係の仕事を担当する機会も増えて、あのとき誘ってくれた友達には感謝してもしきれない。ある意味、才木によって私のライターとしてのキャリアは大きく変わったと言えるのかもしれない。 　地上波バラエティなどでの才木は、ツインテールで笑&#8230;]]></description>
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	<div>
	<a href="https://itwas.media/oshigatari/saikireika"><img title="220427-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/04/220427-harada-1-300x169.png" alt="筋肉アイドル・才木玲佳が“筋肉卒業”　「現在の女子プロレス界で復帰すれば」とは想像するけど……" width="300" height="169" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">
<p class="">　筋肉アイドルこと才木玲佳が、3月末で“筋肉を卒業”した。今後は筋肉のイメージに縛られず、俳優業などにも挑戦し、仕事の幅を広げていくという。それにともない、ケガのため2019年8月より休業していたプロレスを引退することも決定した。</p>



<span id="more-9257"></span>



<p class="">　自分が東京女子プロレスを初めて観戦したきっかけが才木だった。「あの筋肉アイドルの子の試合を観てみたい」と女友達に誘われて試合会場に足を運び、ドハマりして今に至る。近年は女子プロレス関係の仕事を担当する機会も増えて、あのとき誘ってくれた友達には感謝してもしきれない。ある意味、才木によって私のライターとしてのキャリアは大きく変わったと言えるのかもしれない。</p>



<p class="">　地上波バラエティなどでの才木は、ツインテールで笑顔を振りまくアイドルらしいキャラクターだったが、リング上では自分の見せ方を大きく変えていた。髪を下ろして額を出し、普段より大人びたヘアメイクにしていた。いつかの大会で、キリッと相手選手を睨みつける才木を見て、近くの女性ファン2人組が「かっこいい……本当にかっこよすぎる……」とずっと呟いていたのが印象的だった。</p>



<p class="">　正直、才木はプロレスを辞めるんだろうなとは感じていた。ケガの手術が終わり、メディア復帰を果たしても、一向にプロレス再開の発表はない。休業したままフェードアウトと思っていただけに、今になって正式に引退宣言をしたことにむしろ驚いた。「真面目な人だなぁ」と改めて感じた。</p>



<p class="">　筋肉アイドルになったきっかけからして真面目だ。ダイエット目的でボクササイズを始めて、「体を鍛えること」「闘うこと」自体にのめり込んでいった。武藤敬司が設立したプロレス総合学院に第1期生として入学し、卒業後は東京女子プロレスなどに参戦。同団体のチャンピオンにも輝いた。単なる「芸能人の話題作り」に留まらない実績を残しながら、バラエティ番組で東大受験企画にも挑戦していたのだから頭が下がる。残念ながら試験は不合格だったものの、本人の「アイドルもプロレスも100％全力」というセリフは伊達じゃない。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="筋肉卒業。Graduation from my Muscle." width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/mFEcAgBESu4?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>3月末で筋肉を卒業した才木玲佳。今後の活動にも幸あれ……！</figcaption></figure>



<p class="">　才木がリングから離れているあいだに、女子プロレス界も大きく変わった。スターダムや東京女子プロレスが単独で両国国技館大会を成功させ、芸能活動の経験がある選手がベルトを巻くのも珍しいことではなくなった。女子プロレスがこれだけ盛り上がる中、圧倒的な華の持ち主である才木が再びリングに上がったら……と、つい想像してしまうが、本人の新たな選択を素直に応援したい。</p>



<p class="">　才木の尊敬する先輩であるタレント・伊集院光は、かつて彼女にこう言った。</p>



<blockquote class="wp-block-quote"><p>「才木のすごいところは、筋肉じゃなくて、何でも頑張れるところだよ」</p></blockquote>



<p class="">　世の中に、努力の才能がある人は少ない。何でも頑張れるれいたんの未来は、これからもきっと明るい！</p>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>のんきも流血もシリアスも……ハードコア＆デスマッチ女子ユニット「プロミネンス」を追って歴史に立ち会え！</title>
		<link>https://itwas.media/information-news/talk-events-suzuki-suzu?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=talk-events-suzuki-suzu</link>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 01 Mar 2022 15:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/information-news/talk-events-suzuki-suzu"><img title="220225-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/02/220225-harada-1-300x225.jpeg" alt="のんきも流血もシリアスも……ハードコア＆デスマッチ女子ユニット「プロミネンス」を追って歴史に立ち会え！" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	　いつだってプヲタは、“歴史”を目撃したい。常に応援しているプロレスラーはありつつ、それとは別に「今これを観ておかないとダメだ」と感じる団体／選手がいる。将来「自分はあの瞬間を現地で観ていた」と自慢するため、その大会この大会と西へ東へ大忙しだ。 　では今、プロレス業界で最も歴史に近い存在とは何か？　それは女子プロレスユニット「プロミネンス」のはずだ……という意見に異論を唱えるプヲタは少ないのではないだろうか。 ハードコア＆デスマッチが盛り上がる女子プロレス業界 　プロミネンスは、女子プロレス団体「アイスリボン」に所属していた世羅りさ、宮城もち、柊くるみ、藤田あかね、鈴季すずの5人によるユニットだ。ハードコア&#38;デスマッチを中心&#8230;]]></description>
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	<div>
	<a href="https://itwas.media/information-news/talk-events-suzuki-suzu"><img title="220225-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/02/220225-harada-1-300x225.jpeg" alt="のんきも流血もシリアスも……ハードコア＆デスマッチ女子ユニット「プロミネンス」を追って歴史に立ち会え！" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">
<p>　いつだってプヲタは、“歴史”を目撃したい。常に応援しているプロレスラーはありつつ、それとは別に「今これを観ておかないとダメだ」と感じる団体／選手がいる。将来「自分はあの瞬間を現地で観ていた」と自慢するため、その大会この大会と西へ東へ大忙しだ。</p>



<p>　では今、プロレス業界で最も歴史に近い存在とは何か？　それは女子プロレスユニット「プロミネンス」のはずだ……という意見に異論を唱えるプヲタは少ないのではないだろうか。</p>



<span id="more-9143"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e3838fe383bce38389e382b3e382a2efbc86e38387e382b9e3839ee38383e38381e3818ce79b9be3828ae4b88ae3818ce3828be5a5b3e5ad90e38397e383ade383ac-1"><strong>ハードコア＆デスマッチが盛り上がる女子プロレス業界</strong></h2>



<p>　プロミネンスは、女子プロレス団体「アイスリボン」に所属していた世羅りさ、宮城もち、柊くるみ、藤田あかね、鈴季すずの5人によるユニットだ。ハードコア&amp;デスマッチを中心に、他団体への参戦や自主興行を行っていくという。</p>



<p>　近年、女子プロレス業界でハードコア＆デスマッチが盛り上がっている。“デスマッチクイーン”山下りなは“デスマッチのカリスマ”葛西純と死闘を繰り広げ、当時18歳の鈴季すずは「ハードコア7番勝負」として名だたる男子選手を相手に7試合を完走した。また、東京女子プロレスでは、現役アイドルでもある乃蒼ヒカリがデスマッチレスラーとしての道を歩み始め、それに対抗するようにハイパーミサヲもハードコア戦で存在感を発揮する。ハードコア＆デスマッチ路線に自ら志願する選手が続々と現れ、時に男子プロレスラーとも激突しているのが、現在の女子プロレス界の動きだ。</p>



<p>　人気選手たちが所属する女子ユニットで、しかもハードコア＆デスマッチ中心、しかも自主興行も開催するらしく、つまり女子選手によるハードコア＆デスマッチ興行が行われる……ってコト!?</p>



<p>　プロミネンス結成に大はしゃぎせずして、何に大はしゃぎするというのか。4月24日に新木場1stRINGにて正式な旗揚げ戦を控える同ユニットの“プレ旗揚げ戦”にまずは足を運んだ（2月18日、新宿グラムシュタイン開催）。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e38193e381aee4babae3819fe381a1e38081e699aee6aeb5e38282e38193e38293e381aae6849fe38198e381aae38293e381a0e3828de38186e381aae38181-2"><strong>この人たち、普段もこんな感じなんだろうなぁ</strong></h2>



<p>　あくまでプレ旗揚げ戦、しかも小さなライブハウスでの開催ということで、選手たちもリラックスした様子。その結果、のんき×流血という不思議な味わいの興行になっていた……。</p>



<p>　デスマッチレスラーでありながら、定番凶器であるステープラーの使い方を永遠に覚えられない世羅りさ！　試合中にひとりで転ぶなどポンコツキャラを発揮する宮城もち！　先輩たちから愛あるかわいがりを受けまくり、ギャンギャン抗議する最年少19歳の鈴季すず！　欠場中の柊くるみにも「くるちゃんも何かやる？」と見せ場を作ろうとする心優しい藤田あかね！　ちなみに柊くるみは、すずの「やらなくていいよ！」という叫びもむなしく、彼女に重いフットスタンプを食らわせていた。</p>



<p>　笑いあり流血ありの試合後は、世羅が「なんか喋ろうよ！」とノープランのままステージに再登場し、急きょトークコーナーがスタートした。その中で、「もちは酔うと母親にテレビ電話をかける癖があり、そのせいで最近は母親に煙たがられていること」が暴露され、なぜかステージ上でもちの母親に電話をかける流れに……。「この人たち、普段もこんな感じなんだろうなぁ」と思わせる良い意味でぐだぐだの会話のあいだ、世羅は額からずっと流血していた。まず血を拭け。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>もちの母親に挨拶する世羅。メンバーみんな会話が気になる</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="e9a0ade381aee4b8ade8baabe3818ce699aee9809ae38198e38283e381aae38184e696b0e6989fe383bbe988b4e5ada3e38199e3819a-3"><strong>頭の中身が普通じゃない新星・鈴季すず</strong></h2>



<p>　性別問わず、デスマッチレスラーはかわいさが大事だと思っている。どうしたって血みどろの戦いだからこそ、ふとしたときの笑いが緩急を生み、試合に奥行きを作り出す。カリスマ葛西純の愛嬌は誰もが認めるところだろう。「デスマッチはかわいさが大事」という自説でいくなら、イジられキャラばかりのプロミネンスが人気ユニットとなるのは必然の結果だ。</p>



<p>　今回はコミカルに寄った試合内容だったが、もちろんシリアスな試合に挑むこともある。女子トップ団体「スターダム」に乱入するとき、彼女たちは持ち前ののんきを封印し、“外敵”や“因縁の相手”として振る舞う。その幅広さもまたプロミネンスの魅力と言えよう。</p>



<p>　しかし、恐るべきは19歳の鈴季すずだ。2018年末にデビューしてから、アイスリボンの第31代王者戴冠、ハードコア＆デスマッチデビュー、ユニット結成と駆け抜けて、現在はスターダムにケンカを売っている。これだけ濃密な出来事が、3年ちょっとの戦歴にぎゅっと詰まっているのだ。</p>



<p>　そもそも世羅のデスマッチに魅了されて、中学卒業後に宮崎から上京してアイスリボンに入門というスタート地点から気合の入り方が違う。「頭の中身が普通じゃない」というキャッチフレーズは伊達じゃない。でも普通じゃないからこそ教えてほしい。鈴季すずの頭の中身はどうなっているんだ!?</p>



<p>　……というわけで3月3日、新宿ROCK CAFE LOFTにて鈴季すず選手をゲストに招いた<a href="https://www.loft-prj.co.jp/schedule/rockcafe/204615" target="_blank" rel="noreferrer noopener">トークイベント</a>を開催します。聞き手を務めるのはライター／イベンターの大坪ケムタさんと自分、原田イチボです。</p>



<div class="wp-block-image is-style-default"><figure class="aligncenter size-full"></figure></div>



<p>　配信もあるので、よろしくね！という告知オチでした。</p>



<div class="wp-block-dp-ex-blocks-button al-c is-style-default"><a href="https://www.loft-prj.co.jp/schedule/rockcafe/204615" class="deb-button-link btn disp-blk btn-red bold" target="_blank" rel="noopener noreferrer" role="button"><i class="button-icon pos-l icon-calendar"></i><span class="deb-button--inner">トークイベント詳細はコチラ</span></a></div>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<media:content xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" medium="image" type="image/jpeg" url="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/02/220225-harada-1-680x510.jpeg" width="680" height="510" />	</item>
		<item>
		<title>日系ペルー・ホラー映画『シークレット・マツシタ』が逆に拍子抜けするほど、ちゃんとした作品だったんだが￼</title>
		<link>https://itwas.media/before-renewal/movie/secret-matsushita?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=secret-matsushita</link>
					<comments>https://itwas.media/before-renewal/movie/secret-matsushita#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 21 Feb 2022 02:59:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/before-renewal/movie/secret-matsushita"><img title="220215-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/02/220215-harada-1-300x168.jpeg" alt="日系ペルー・ホラー映画『シークレット・マツシタ』が逆に拍子抜けするほど、ちゃんとした作品だったんだが￼" width="300" height="168" /></a>
	</div>
	　君はトカナ映画を知っているか。世界のオカルト情報を多数扱うニュースサイト「トカナ（TOCANA）」が映画配給を始めたのですが、これがまぁどれも自分の心をキュンとくすぐってくれる作品ばかり。 「こんなの見たことない」と、とりあえず思わせてくれるトカナ映画 　正直なところ、人によってはクソ映画と一刀両断することでしょうし、私もそれは否定しきれない。しかし、映画に対して、総合的な完成度の高さよりも「こんなの見たことない」と感じる要素がひとつでもあることで大幅加点してしまう人間としては、トカナ映画と聞くと、ちょっと心がウキウキしてしまうものなんです。「観たら死ぬ」というのが売り文句の『アントラム／史上最も呪われた映画』（2020年）は、上&#8230;]]></description>
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	<a href="https://itwas.media/before-renewal/movie/secret-matsushita"><img title="220215-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/02/220215-harada-1-300x168.jpeg" alt="日系ペルー・ホラー映画『シークレット・マツシタ』が逆に拍子抜けするほど、ちゃんとした作品だったんだが￼" width="300" height="168" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">
<p>　君はトカナ映画を知っているか。世界のオカルト情報を多数扱うニュースサイト「トカナ（TOCANA）」が映画配給を始めたのですが、これがまぁどれも自分の心をキュンとくすぐってくれる作品ばかり。</p>



<span id="more-9089"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="こんなの見たことない-と-とりあえず思わせてくれるトカナ映画"><strong>「こんなの見たことない」と、とりあえず思わせてくれるトカナ映画</strong></h2>



<p> 　正直なところ、人によってはクソ映画と一刀両断することでしょうし、私もそれは否定しきれない。しかし、映画に対して、総合的な完成度の高さよりも「こんなの見たことない」と感じる要素がひとつでもあることで大幅加点してしまう人間としては、トカナ映画と聞くと、ちょっと心がウキウキしてしまうものなんです。「観たら死ぬ」というのが売り文句の『アントラム／史上最も呪われた映画』（2020年）は、上映中にうとうとしてしまったのですが、起きたらパンツ一丁の日本人男性が切腹しようとしていて、「これは夢か？」と思いました。幼い姉弟が森をさまよう話を観ていたはずだったのに。</p>



<p>　また、パリ人肉事件・佐川一政とその弟に密着したドキュメンタリー『カニバ／パリ人肉事件38年目の真実』（2019年）もやはり途中で寝たものの、とっ散らかった内容にむしろ殺人者の心理が見え隠れする生々しさを感じて、不思議と心に残る映画でした。</p>



<p>　そして、1月21日より公開中のペルー映画『シークレット・マツシタ/怨霊屋敷』（以下、『シークレット・マツシタ』）です。トカナ映画お得意の「これは実話」煽りに、「松下さんは無料で鑑賞OK」「全国の松下さんから推薦コメントを集める」というしょうもないキャンペーン、景気がよすぎて逆に安っぽい雰囲気の予告映像といい、トンチキへの期待に胸をふくらませながら劇場へ向かいました。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="映画『シークレット・マツシタ／怨霊屋敷』予告編【公式】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/wpnfyyly2OI?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<p>　……その期待は、半分叶えられ、半分裏切られる結果となりました。なぜなら『シークレット・マツシタ』、意外とかっちり作られたホラー映画だったのである。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>ペルーで興行成績初登場第1位！　なんだかありがたそうだ！© AV FILMS PERÚ</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="ホラー映画好きであれば-いったん-好感を持つ-作品"><strong>ホラー映画好きであれば、いったん「好感を持つ」作品</strong></h2>



<p>　物語の舞台は、ペルーの首都リマに実在するという伝説の幽霊屋敷“マツシタ邸”。かつて日系人一家が住んでいたその屋敷は、凄惨な事件の現場となり、数々の超常現象が目撃されてきた。そして、ある撮影チームがマツシタ邸に潜入し、消息を断った。失踪から6か月後に発見されたビデオテープに記録されていた事件の全貌こそが、『シークレット・マツシタ』なのです。</p>



<p>　初めは幽霊屋敷を舐めていた撮影チームが徐々に事態の異常さに気づき……という王道の構成を取りつつ、『呪怨』を彷彿させる少年などでニヤリとさせつつ、「これで終わりか？」と思わせたところからもう一捻り加える。予想に反して、まるでお手本のような作りのホラー映画でした。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>お気に入りの登場人物は、なんとか幽霊と対話を試みる霊媒師のおじさんです。© AV FILMS PERÚ</figcaption></figure>



<p>　「死」という漢字がモチーフとしてやたら出てくるところについては、「笑える」という意見も多いですが、自分としては「なるほど。読めない文字というのは恐怖演出になりえるし、その“読めない文字”として漢字が使われているのは新鮮だな」とむしろ興味深く感じたポイントです。</p>



<p>　基本をしっかり抑えた上で、何か新しいことをしようとする意思も伝わって、ホラー映画好きであれば、ハマるハマらないは別としても、いったん「好感を持つ」作品ではあるんじゃないでしょうか。トンチキを目撃するつもりだったので、意外としっかりした作りに逆に拍子抜けしてしまったほどです。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="ホラー映画とラーメンのレビューは-マニアと非マニアで分かれる"><strong>ホラー映画とラーメンのレビューは、マニアと非マニアで分かれる</strong></h2>



<p>　しかし、いい映画を観ることができてホクホクしながら、「シークレット・マツシタ」で検索をかけたら、「B級どころかZ級」と揶揄する感想を見かけて、衝撃を受けたのでした。こちらとしては、「Z級を観るつもりが、A級を見せていただいた」という感想なのだが!?</p>



<p>　ただ、その感想の投稿者は、どうも常日頃からホラー映画を鑑賞しているわけではない様子。ホラー映画とラーメンのレビューは、マニアと非マニアで評価が大きく変わりがちです。マニアは作り手の志の高さを買って加点したくなるものですが、非マニアからすると志云々は関係ない。これまでのジャンル史などを踏まえたハイコンテクストな批評はもちろん大切なものですが、単純に「自分にとっておもしろい／おもしろくない」が知りたい非マニアにとってはノイズにしかならない場面もあるよなぁと思い、何か感想を言うときは気をつけねばな……と我が身を省みたのでした。</p>



<p>　ところで、トカナは配給だけでなく、ついに映画制作にも乗り出したそう。記念すべき初制作映画『真・事故物件／本当に怖い住民たち』（2月18日公開）も予告を見た限りは“変な映画”の波動を感じますが、はたして……？</p>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<title>葛藤と愛。そのとき、ハイパーミサヲは「アイラブTJPW！」と叫んだ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 29 Jan 2022 02:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[推し語り]]></category>
		<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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	<a href="https://itwas.media/oshigatari/hyper-misao"><img title="220124-harada-2" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/01/220124-harada-2-300x138.png" alt="葛藤と愛。そのとき、ハイパーミサヲは「アイラブTJPW！」と叫んだ" width="300" height="138" /></a>
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	　女子プロレスラーというものは、我が強い。誤解を恐れずに言えば、今どきプロレスラーになろうとする女性は、多かれ少なかれ変わり者だ。いくらレスリング経験があろうと、いくらプロレス好きだろうと、「じゃあ将来はプロレスラーになります」と言ったとき、男性よりも女性のほうが周囲の反対を強く受けるケースが多いのではないか。女子選手と話していると、「未だに親は許してくれていない」のような話をちょくちょく耳にして驚く。 　そんな茨道をわざわざ選び、通り抜けてきた人々だ。我が強くないわけがない。個人的な印象としては、我が強いを通り越して、もはや“面倒くさい”の域に差し掛かっている選手もそれなりにいる。そんな群雄割拠（？）の女子プロレス界の中で、ハイパ&#8230;]]></description>
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	<a href="https://itwas.media/oshigatari/hyper-misao"><img title="220124-harada-2" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/01/220124-harada-2-300x138.png" alt="葛藤と愛。そのとき、ハイパーミサヲは「アイラブTJPW！」と叫んだ" width="300" height="138" /></a>
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<p>　女子プロレスラーというものは、我が強い。誤解を恐れずに言えば、今どきプロレスラーになろうとする女性は、多かれ少なかれ変わり者だ。いくらレスリング経験があろうと、いくらプロレス好きだろうと、「じゃあ将来はプロレスラーになります」と言ったとき、男性よりも女性のほうが周囲の反対を強く受けるケースが多いのではないか。女子選手と話していると、「未だに親は許してくれていない」のような話をちょくちょく耳にして驚く。</p>



<p>　そんな茨道をわざわざ選び、通り抜けてきた人々だ。我が強くないわけがない。個人的な印象としては、我が強いを通り越して、もはや“面倒くさい”の域に差し掛かっている選手もそれなりにいる。そんな群雄割拠（？）の女子プロレス界の中で、ハイパーミサヲは面倒くささの絶対王者だ……たぶん、きっと。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>脳天に竹串が刺さって悶絶するハイパーミサヲ</figcaption></figure>



<span id="more-9029"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e79fade6ad8ce381a8e38397e383ade383ace382b9e38081e381b5e3819fe381a4e381aee382b8e383a3e383b3e383abe38292e7b98be38192e3819fe586ac-1"><strong>短歌とプロレス、ふたつのジャンルを繋げた“冬野きりん事件”</strong></h2>



<p>　ハイパーミサヲ（以下、ハイパミ）といえば、冬野きりん事件だ。2020年、ハイパミは10代の頃、『ダ・ヴィンチ』の読者短歌コーナー『短歌ください』に“冬野きりん”名義で投稿していたことをTwitterで告白した。</p>



<figure class="wp-block-embed aligncenter is-type-rich is-provider-twitter wp-block-embed-twitter"><div class="wp-block-embed__wrapper">

</div></figure>



<p>　このすごさはジャンル外の人にはピンとこないかもしれないが、現代短歌において冬野きりんはちょっとした有名人だ。読者投稿という形式の中で、次々と名作を生み出し、「ペガサスは私にはきっと優しくてあなたのことは殺してくれる」という一首は、『短歌ください』が単行本化された際に帯にも採用された。名物コーナーを代表する投稿者のひとりが、冬野きりん。伝説のハガキ職人のような立ち位置と説明すれば、まぁ伝わるだろうか。</p>



<p>　ハイパーミサヲ=冬野きりんと知って、穂村弘ファンの自分はもちろん仰天した。また、短歌を詠む知り合いからも「原田さん、プロレス好きだったよね？　冬野きりんって……」と驚き混じりの連絡がちらほら来た。短歌とプロレス、このふたつの星が繋がって星座になるとは誰も想像していなかっただろう。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e3808ce3838fe382a4e38391e3839fe3818ce381bee3819fe5a489e381aae3818ae38282e38197e3828de38184e38193e381a8e38284e381a3e381a6e38184e3828b-2"><strong>「ハイパミがまた変なおもしろいことやっているよ」</strong></h2>



<p>　なぜ急にハイパミの話をしているかというと、昨年12月に行われたハイパミVS勝俣瞬馬のハードコアマッチの素晴らしさを伝えたかったからだ。ハイパミは、東京女子プロレスに初めてハードコアを持ち込んだ選手……なのだが、いまいちそのように見られていない。なぜなら、ハイパミの試合はあまりに独創的だから。ハードコアという枠からあふれ出すほどに、オリジナリティに満ちているのだ。</p>



<p>　試合に何らかのネタを必ず仕込むハイパミの中でも一二を争う傑作が、2018年の5.3後楽園ホール大会で行われた“デスマッチのカリスマ”葛西純との戦いだ。ハイパミは、あの手この手でカリスマ相手に立ち向かった。その心意気を受け止めて、葛西も最高のフィニッシャーであるパールハーバースプラッシュでハイパミを迎え撃った。</p>



<p>　改造自転車、パイプ椅子、ラダー……。これだけ凶器が出てきたら、どう考えてもハードコアマッチだ。しかし、「チョコシュー1袋食べ切らなければフォールカウント無効」というトンチキルールや、おなじみの卑怯ムーブによって、この試合はハードコアというよりも“ハイパミらしい独特の試合”として受け止められた。「ハイパミがまた変なおもしろいことやっているよ」と見る観客がほとんどだったのだ。</p>



<div class="wp-block-image is-style-default"><figure class="aligncenter size-full"><figcaption>改造自転車で葛西を狙うハイパミ。避けられて自爆した。</figcaption></figure></div>



<p>　それは「すごいハードコアの試合だった」という言葉よりも、むしろ上等な感想だと捉える人もいることだろう。しかし、そのジャンルのものとして本気で取り組んだことに対して、たとえ肯定的な意味合いだとしても「○○のジャンルではない」のように評価されると、本人にとっては複雑な感情を覚えるということが今ならわかる。「もはや枠を超えたから」という理由で○○のジャンルから無視されるなんて、たまったもんじゃない。入れろ、枠に。ちゃんと語れ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e794bbe98bb2e38292e887aae38289e6b5b4e381b3e381a6e58fabe38293e381a0e3808ce382a2e382a4e383a9e38396tjpwefbc81e3808d-3"><strong>画鋲を自ら浴びて叫んだ「アイラブTJPW！」</strong></h2>



<p>　乃蒼ヒカリがハードコアやデスマッチで頭角を現す中で、ハイパミは「東京女子にハードコアを持ち込んだのは自分だ」と忸怩たる思いを抱えていたようだ。そこで行われたのが、昨年12月の勝俣瞬馬戦である。「ハードコアというより、ハイパミならではの試合」という生温い褒め言葉を封じるためか、ハイパミはストレートにハードコアの試合を戦ってみせた。そして、竹串や画鋲といった凶器を自ら持ち込み、ハードコアマッチのはずがデスマッチへと試合形式を変化させた。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="ハードコアマッチ！ 勝俣瞬馬 vs ハイパーミサヲ ／ 2021.12.18 愛知・名古屋国際会議場イベントホール" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Uqe_vdJVpiI?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<p>　きっとハイパミは、対戦相手の勝俣瞬馬だけではなく、乃蒼ヒカリや東京女子のことも意識して戦っていた。リング上で、ハイパミは無言で叫んでいた。</p>



<p>「私はハードコアやってきたし、デスマッチだってやれるんだが!?」</p>



<p>　なんて我が強く、面倒くさい女なんだ……！　そんなふうに全力でアピールする一方で、画鋲を頭からかぶりながら「アイラブTJPW！」と宣言してみせる。所属団体への葛藤と、愛。自分は、愛に陰影のある人間を愛する。好きです、ハイパミ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>自ら画鋲をかぶるハイパミ。文句なしの名場面。</figcaption></figure>



<p>　乃蒼ヒカリは、東京女子の実験興行でハードコアマッチが組まれるなど、団体からもハードコア／デスマッチ路線でそれなりに推されている印象がある。一方、ハイパミは野良犬のように孤独に道を切り拓こうとしている。きっと乃蒼ヒカリVSハイパーミサヲのハードコアマッチが組まれたとき、東京女子の歴史はまた大きく動き出す。</p>



<p>　ところで、冬野きりんで好きな短歌がある。</p>



<blockquote class="wp-block-quote"><p><em>こんにちは私の名前は噛ませ犬 愛読書の名は『空気』です</em></p></blockquote>



<p><em>　</em>当時の彼女にとっては、自虐的な感情を込めた一首だったのかもしれない。しかし今となっては、思いも寄らぬ言動で会場を沸かせるトリックスター、ハイパーミサヲの生き様をポジティブに宣言しているようにも読める。この“噛ませ犬”が次に何を見せてくれるのか、期待してやまない。</p>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>2021年のプロレス界も名試合がいろいろありましたが、自分としては山下実優VS坂崎ユカを推す</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Jan 2022 09:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[推し語り]]></category>
		<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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	<div>
	<a href="https://itwas.media/oshigatari/tjpw-2021best-bout"><img title="220105harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/01/220105harada-1-300x169.jpeg" alt="2021年のプロレス界も名試合がいろいろありましたが、自分としては山下実優VS坂崎ユカを推す" width="300" height="169" /></a>
	</div>
	　まぁ、東京女子プロレスは眼中にない観客がほとんどだったと思う。そんな空気を変えたのが、山下実優と坂崎ユカのシングルマッチ。約4,800人が彼女たちの戦いを固唾をのんで見守り、オセロが一気にひっくり返った瞬間でした。 　……と、しみじみ振り返るのは、やっぱり年末年始だから。自分が「2021年のベストバウト」として推すのは、6月6日にさいたまスーパーアリーナで行われた「CyberFight Festival 2021」のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、王者・山下実優VS挑戦者・坂崎ユカです！ 最後のビンタに込められた感情は……？ 　「CyberFight Festival 2021」は、株式会社CyberFight所属の4団体&#8230;]]></description>
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	<div>
	<a href="https://itwas.media/oshigatari/tjpw-2021best-bout"><img title="220105harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/01/220105harada-1-300x169.jpeg" alt="2021年のプロレス界も名試合がいろいろありましたが、自分としては山下実優VS坂崎ユカを推す" width="300" height="169" /></a>
	</div>
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<p>　まぁ、東京女子プロレスは眼中にない観客がほとんどだったと思う。そんな空気を変えたのが、山下実優と坂崎ユカのシングルマッチ。約4,800人が彼女たちの戦いを固唾をのんで見守り、オセロが一気にひっくり返った瞬間でした。</p>



<p>　……と、しみじみ振り返るのは、やっぱり年末年始だから。自分が「2021年のベストバウト」として推すのは、6月6日にさいたまスーパーアリーナで行われた「CyberFight Festival 2021」のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、王者・山下実優VS挑戦者・坂崎ユカです！</p>



<span id="more-8962"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e69c80e5be8ce381aee38393e383b3e382bfe381abe8bebce38281e38289e3828ce3819fe6849fe68385e381afefbc9f-1">最後のビンタに込められた感情は……？</h2>



<p>　「CyberFight Festival 2021」は、株式会社CyberFight所属の4団体（DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス）が合同で行ったプロレス興行。各団体の選手が勢ぞろいし、東京女子プロレスが有する「プリンセス・オブ・プリンセス王座」、DDTが有する「KO-D無差別級王座」、プロレスリング・ノアが有する「GHCヘビー級王座」の3つのタイトルマッチがトリプルメインイベントとして行われました。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="【ダイジェスト】トリプルメインイベントⅠ　プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負＜王者＞山下実優　vs　坂崎ユカ＜挑戦者＞｜2021.6.6サイバーファイトフェス" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/8xZngpUEXmw?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>トリプルメインイベントのダイジェスト映像</figcaption></figure>



<p>　「トリプルメインイベント」と謳われつつも、やはり観客のほとんどがDDTとノアに注目していたように思います。DDTのファンは、ノアの人気選手を生で観ることを楽しみにしていたし、ノアのファンは、DDTの人気選手を生で観ることを楽しみにしていた。そこに東京女子は食い込んでいなかった。</p>



<p>　その空気を完璧にひっくり返したのが、山下VS坂崎でした。まず序盤、両者一歩も譲らないレスリングに意表を突かれた観客が多かったのではないでしょうか。言ってしまえば地味な、しかし両者の地力の高さが伝わる攻防。どうしても大会場ではわかりにくい部分も出てしまう関節の取り合いをじっくり展開するのは、大きな賭けだったように感じます。そして、山下と坂崎はその賭けに勝ってみせた。</p>



<p>　その後も「明るく楽しくかわいい女子プロレス」というイメージを覆すような、ゴツゴツした削り合いが続きます。山下も坂崎も共に東京女子の「強さ」を象徴する存在で、団体の黎明期を支えてきた戦友で、プライベートでも大の仲良し。ふたりの関係性について知らなくても、リング上に渦巻く情念が「この子たちの間には濃密な何かがあるようだ」と一発で教えてくれます。</p>



<p>　16分36秒の試合を制したのは、王者・山下でした。試合後、坂崎と向き合い、たまらず涙をこぼす山下。そこにビンタをくらわせて、颯爽とリングを去る坂崎。このビンタに込められた感情とは、悔しさなのか、エールなのか、「また戦おう」というメッセージなのか、あるいはその全部なのか、それとも――？　このビンタだけで永遠に語れますね。試合後、Twitter上で他団体のファンらしき人々から「東京女子がよかった」という声が続々と上がるのを見るのが気持ちよかった～！</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="山下実優「坂崎ユカは大切な存在」【サイバーファイトフェス前にチェック】｜東京女子プロレス" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/i1bdXRD4aB4?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>試合前、ふたりはお互いについてこのように語っていた</figcaption></figure>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="【サイバーファイトフェス】坂崎ユカ「チャンピオン山下実優はアホですね（笑）蹴り以外は不器用」｜東京女子プロレス" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/wGETpm8bL_g?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>試合前、ふたりはお互いについてこのように語っていた</figcaption></figure>



<p>　この一戦をきっかけに、間違いなくプロレス界での東京女子の注目度は上がりました。なんと6月17日の後楽園ホール大会後は旗揚げ8年目にして初の『週刊プロレス』単独表紙を獲得。10月には大田区総合体育館、2022年3月には両国国技館と、団体の規模は拡大の一途をたどっています。</p>



<p>　とはいえ、2021年、ほかにも東京女子の良い試合はいろいろありました。「弱くても諦めない姿に感動する」的な存在だった伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」のトーナメントを制したのには思わず涙しましたし、タッグパートナー同士である辰巳リカVS渡辺未詩のカラッとしたぶつかり合いは試合後さわやかな余韻を残すものでした。NEO美威獅鬼軍は常に新しいムーブを見せてくれるし、天満のどかVS伊藤麻希は初シングルなのに意外と手が合い、また見たい組み合わせです。でも2021年の天満さんとなると、プライベートでも親しい中島翔子とのシングルが最高だった。東京女子でデスマッチ王座創立を狙う乃蒼ヒカリの動きも要チェックですし、DDTにゲスト参戦した試合になりますが、勝俣瞬馬VSハイパーミサヲのハードコアマッチはハイパミの「I LOVE TJPW」の絶叫に痺れた。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="ハードコアマッチ！ 勝俣瞬馬 vs ハイパーミサヲ ／ 2021.12.18 愛知・名古屋国際会議場イベントホール" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Uqe_vdJVpiI?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>ハイパーミサヲ、最高におもしれー女</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="e4b88de799bae381aee383a0e383bce383b3e382b5e383abe38388e38397e383ace382b9e38195e38188e5908de5a0b4e99da2e381abe38197e3819fe6ada6e897a4-2">不発のムーンサルトプレスさえ名場面にした武藤敬司</h2>



<p>　東京女子の話題だけで永遠に語っていられますが、2021年はノアもちょくちょく観戦していました。プロレス好きになって年数のまだ浅い自分が、武藤敬司の凄みを実感した1年です。「CyberFight Festival 2021」での禁断のムーンサルトプレス解禁を目撃できたのは幸福でしたが、不思議とより心に残っているのは、2月の日本武道館大会での「コーナーポストに上ったものの、結局ムーンサルトを飛べなかった武藤」のほうかもしれない。不発さえも名場面にする閃き、これがプロレスリング・マスターかと仰天したものです。</p>



<p>　そんな武藤とじっくり絡んだ“スーパーノヴァ”清宮海斗の今後からも目が離せません。もともと優れた身体能力を誇り、容姿にも恵まれ、ただでさえエースの素質は十分な清宮が、さらに武藤から帝王学を学んだら、一体どうなってしまうのか。清宮をそんじょそこらのエースではなく、なんなら“武藤2世”くらいにまで育て上げようとする団体の覚悟を感じます。あとは中嶋勝彦と拳王は安定して満足度の高い試合をしてくれるし、船木誠勝VS藤田和之の殺気もたまらなかったし……。ここもどうしても話し出したら止まりません。</p>



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<iframe loading="lazy" title="武藤敬司禁断のムーンサルト炸裂！！6.6サイバーファイトフェスティバル｜プロレスリング・ノア｜プロレスリング・ノア" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/eC44DjL6TnU?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>誰もが思わず声を上げた、武藤の3年ぶりムーンサルト</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="2020e5b9b4e38292e7b58ce381a6e38081e3808ce8a9a6e59088e3818ce381a7e3818de3828be5969ce381b3e3808de3818ce8baabe381abe6b281e381bfe3819f1-3">2020年を経て、「試合ができる喜び」が身に沁みた1年</h2>



<p>　全日本プロレスだと、ジェイク・リーVS宮原健斗VS青柳優馬の心身を燃やし尽くすような三つ巴戦、ジェイクと宮原の60分ドローと壮絶な試合が続きました。選手が大量離脱し、全日は苦しい状況に追い込まれましたが、2022年以降も「明るく、楽しく、激しいプロレス」を見せてほしい。</p>



<p>　女子プロレスに限らず、いまやプロレス界全体でもトップクラスの動員を誇るようになったスターダムもおもしろかった。朱里VS彩羽匠、岩谷麻優VSスターライト・キッドと印象に残る試合は枚挙に暇がありませんが、なんといっても3月の日本武道館大会でのジュリアVS中野たむの敗者髪切りマッチです。「白いベルトは感情のベルト」という言葉を象徴するような、お互いの気持ちがむき出しになった一戦でした。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="【プレミア公開】《ワンダー王座戦&amp;敗者髪切りマッチ》ジュリアvs中野たむ　TV番組『We are STARDOM!!』#65【STARDOM】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/PtEYQDa3GdU?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>ジュリアVS中野たむは試合後のふたりのやりとりも含めて最高</figcaption></figure>



<p>　あと同じスターダムの3.3日本武道館大会でいうと、オールスター・ランブルで元祖グラドルレスラーである愛川ゆず季と、現役グラドルレスラーである白川未奈とウナギ・サヤカの邂逅に胸が熱くなったりも。</p>



<p>　6月のガイアイズム大田区総合体育館大会でのDASH・チサコVS響のハードコアマッチも良い試合でした。残念ながら響は11月でプロレスを無期限活動休止しましたが、あくまで「休止」なので将来は……とつい夢見てしまう。復帰といえば、5月に行われた木村花メモリアルマッチでの花月の1日限りのカムバックです。会場で一番泣いた大会となると、このメモリアルマッチが文句なしの一番。まさか旧姓・広田さくらに泣かされる日が来るとは……。</p>



<p>　また、GLEATとハードヒットの全面対抗戦は、会場を包むヒリヒリした緊張感まで含めて記憶に残るものでした。ほかにはアイスリボンの山下りなVS世羅りさも、「デスマッチ路線を絶対に諦めなかった世羅りさ」のストーリーがひとつの美しいゴールを迎えたように感じた。</p>



<p>　ああ、やっぱりいつまで経っても話が終わらない。2020年はコロナ禍で数多くの大会が中止になったぶん、2021年は「試合ができる喜び」というものが身に沁みました。願わくは、2022年はさらにプロレスを安心して楽しめる世の中になっていますように。そして、2021年と同じかそれ以上に名試合が生まれますように！</p>
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		<title>東京女子プロレスで推し続けた天満のどかさんの卒業発表により、横になって暮らしています</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 18 Dec 2021 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/nodoka-tenma"><img title="211216harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2021/12/211216harada-1-300x258.jpg" alt="東京女子プロレスで推し続けた天満のどかさんの卒業発表により、横になって暮らしています" width="300" height="258" /></a>
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	　まさか物販で売られたお米とお餅が伏線だったとは……。東京女子プロレスで長年推してきた天満のどかさんが、来年3月26日に開催される東京・大手町三井ホール大会をもって団体を卒業、引退することを発表した。引退後は地元・岡山に戻り、農業をするという。 しゃべりの上手い女性が好き、これは癖（へき） 　しゃべりの上手い女性が好きだ。うっすら醜形恐怖症の気がある人間の歪んだ価値観であることは重々承知しているのだが、美しい人は自ら面白い話をしようとしなくても生きていけるのに、と感じてしまう。なぜなら顔が整っている時点で100点満点だから。 　客観性とは、「ありのままの自分では愛されない」という悲しみから生まれる視点ではないか。そのような考えを持っ&#8230;]]></description>
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<p>　まさか物販で売られたお米とお餅が伏線だったとは……。東京女子プロレスで長年推してきた天満のどかさんが、来年3月26日に開催される東京・大手町三井ホール大会をもって団体を卒業、引退することを発表した。引退後は地元・岡山に戻り、農業をするという。</p>



<span id="more-8912"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e38197e38283e381b9e3828ae381aee4b88ae6898be38184e5a5b3e680a7e3818ce5a5bde3818de38081e38193e3828ce381afe79996efbc88e381b8e3818defbc89-1">しゃべりの上手い女性が好き、これは癖（へき）</h2>



<p>　しゃべりの上手い女性が好きだ。うっすら醜形恐怖症の気がある人間の歪んだ価値観であることは重々承知しているのだが、美しい人は自ら面白い話をしようとしなくても生きていけるのに、と感じてしまう。なぜなら顔が整っている時点で100点満点だから。</p>



<p>　客観性とは、「ありのままの自分では愛されない」という悲しみから生まれる視点ではないか。そのような考えを持っているからこそ、女性アイドルがクソみたいなクレヨンしんちゃんのモノマネをするのを見かけるたびに情緒がめちゃくちゃになってしまう。それを良しとする感性が育まれた土壌に思いを馳せ、勝手に想像した眩しさに身を焼かれるのだ。</p>



<p>　もちろん1から10まで完全な僻み根性、独り相撲である。しかし、しゃべりの達者な女性に出会ったとき、その人の根底にある孤独にふと触れたような気持ちになり、なんとなく好ましく感じてしまうのは、私という個人のエゴイスティックな癖（へき）として、ひとつ許していただきたいものです。すまん。</p>



<p>　前置きが長くなってしまったが、天満さんに最初に惹かれたのも、しゃべりの上手さが理由だった。自分が東京女子プロレスを観戦し始めた2017年当時、天満さんは「のどかおねえさん」というリングネームでうたのおねえさんキャラをしていた。入場後にピンポンパン体操を踊るときの軽妙な客イジリは、初観戦から強く印象に残るものだった。</p>



<p>　物販でチェキを撮ったり、握手をするようになると、天満さんが結構なオタクであることがわかった。彼女は年齢非公表ではあるが、『蒼穹のファフナー』や『シャーマンキング』といった作品が好きなことから自分と同世代のような気がしている。天満さんと共通の話題にするために『あんさんぶるスターズ！』も履修しました。私は敬虔なオタク……。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>今年は伊藤麻希とのシングルマッチも名試合だった</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="e699aee6aeb5e38197e38283e381b9e3828ae3818ce4b88ae6898be38184e5a5b3e680a7e381aee38081e78f8de38197e3818fe3819fe381a9e3819fe381a9e38197-2">普段しゃべりが上手い女性の、珍しくたどたどしいマイク</h2>



<p>　三十路（推測）くらいのオタク女性が面倒くさくないわけがない。後楽園ホール大会でのタッグベルト挑戦を控えた、2019年12月7日の東京・ベルエポック美容専門学校第2校舎ホール大会。〆のマイクでの天満さんの語り口は明らかに混乱していた。</p>



<p> 「もう正直タイトルマッチとか嫌なの！　緊張するじゃん！」とぶっちゃけた後、「でも私たちは……、私たちだけじゃないよ。プロレスラーだけじゃなくて、なんかこう譲れないものというか……。自分が絶対これは譲りたくないっていう気持ちになったとき、人はなんかこう……挑むんだと思うんだよね」と絞り出すように心情を吐露していた。</p>



<p> 　本人も収拾がつかなくなったのか、タッグパートナーでもある実妹・愛野ユキに「なんか上手いこと言って」とマイクをパスしていたが、珍しくたどたどしい語り口がむしろ本心からの叫びであるように思えた。</p>



<p>　天満さんにとって、譲れないものとは何だったのだろうか？　のどかおねえさんから「天満のどか」になった直後の2018年8月28日、天満さんは長文のブログを更新している。そこでは、子どもの頃からの自身の歩みがつづられていた。</p>



<blockquote class="wp-block-quote"><p><em>あたしゃね、根が暗いんですよ根が</em><br><em>ほんとに根っこの方が</em><br><em>なんならユキの方がよっぽど明るいし前向きだし家で超うるさい</em><br><br><em>そんな私も子供の頃は歌とお芝居が好きで</em><br><em>恐れを知らないお調子者キッズだった</em><br><br><em>ミュージカルしたり、思い出作りにバンドしたり</em><br><em>でも大人になるにつれ自分の天井が見えてきて</em><br><em>天井がこわいからその前に決めちゃうんだよ、限界</em></p><cite><a href="https://ameblo.jp/nodoka-onesan-tjpw/entry-12400924588.html" target="_blank" rel="noreferrer noopener">天満のどか OFFICIAL BLOG「Existence」</a>より</cite></blockquote>



<p>　天満さんは俳優、声優と夢を諦めてきた。マイクパフォーマンスでの声の通り方、オリジナル入場曲での歌唱力の高さ、どれも明らかに「ちょっと上手い素人」のレベルとは一線を画している。過去の彼女が、どれだけ本気で夢に取り組んでいたのか。それが伝わるからこそ、天満さんの歌の上手さも何もかも、どこか悲しみを感じさせた。</p>



<div class="wp-block-image is-style-default"><figure class="aligncenter size-full"><figcaption>実妹である愛野ユキとのタッグ・爆れつシスターズではタッグベルトを獲得</figcaption></figure></div>



<h2 class="wp-block-heading" id="e69db1e4baace5a5b3e5ad90e381afe3808ce4babae7949fe381aee38184e381a1e5819ce79599e68980e3808d-3">東京女子は「人生のいち停留所」</h2>



<p>　天満さんは引退後に農業を始めるわけだが、ご家族が農作物を作っているのはあくまで趣味の範疇であるため、ほぼイチからノウハウを学んで起業するのに近い形になるようだ。かなり大胆な選択ではあるが、「絶対これは譲りたくないっていう気持ち」になったからこそ、新たな挑戦を選んだのだろう。</p>



<p>　同じことは、来年4月17日で卒業する小橋マリカにも言える。もともと女子中学生レスラーとしてデビューした彼女もいまや大学生。すっかりゴリゴリのギャルになり、『egg』の読者モデルとしても活動するなど、やりたいことへのエネルギーに満ちあふれている様子がまぶしい。「まだ引退という言葉を使う勇気はないけれど、プロレスのほかにも挑戦したいことがたくさんあるので、一区切りとして卒業する」という卒業理由もなんだか頼もしく感じられる。頑張れ、若者！</p>



<p>　プロレスを引退するとしても、リングで得た経験が彼女たちがこれから迎える新章の糧になってほしい。つまるところ自分は、東京女子が持つ「人生のいち停留所」とでも言うべき側面が好きなのだと思う。そのバスはどんな乗客も受け入れる。そのままバスに乗ってプロレスという道をどこまでも追求してもいいし、切のいいタイミングで降りてもいい。何にせよ、彼女たちの人生が続く限り、それが良き旅路でありますように。</p>



<p>追伸→2022年3.19両国大会では、現在フリーで活躍する優宇をゲストに迎え、天満さんとマリカの同期3人で、“未来少女”世代の同窓会マッチをぜひ組んでいただきたい……！　そして天満さんのラストマッチは、実妹・愛野ユキとのシングルでここはひとつ……なにとぞ……！</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>今後の天満のどかさんの人生に幸多かれ……</figcaption></figure>
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