いよいよ本格的な真冬が到来し、厳しい寒さに吐く息も白む季節となってきた。12月18日の東京都北区赤羽は日中の最高気温が8度。前日比マイナス5度で一桁台である。体が冷え込むのはもちろん、こうも寒くては心まで凍りついてしまうかのようだ。そんなときはやはり、美味しい料理を食べると心も体もポカポカと温かくなるものである。とりわけテイクアウトであれば、勝手知った自宅の中で出来たてのランチをいただけるのだから、英気を養うことへと繋がるだろう。赤羽の居酒屋を巡りながらテイクアウトを食べ続けていく連載の第4回では、贅沢な肉料理を堪能できる「神田の肉バルRUMP CAP 赤羽店」を紹介する。
赤羽駅北改札口の西口を出たら右に曲がり、そのまま真っ直ぐ進むと1分もかからず一際目立つお洒落な店舗が目に入る。「神田の肉バルRUMP CAP 赤羽店」だ。アルファベットで「King of Beef!!」と書かれた看板と牛をかたどったロゴマークが目印のこのお店は、東京・神田をはじめ全国に8店舗を構える人気肉バルの赤羽店。見るからに美味そうな肉料理屋だということがわかるだろう。ちなみに店名の「RUMP CAP」とは、牛1頭からわずか4キログラムしか取れない希少部位のこと。
このお店ももちろん、テイクアウトをやっている。「塊肉を喰らえ!」というインパクトのあるキャッチコピーの横に「全品10%OFF」と記されているように、持ち帰るとリーズナブルに肉料理を食べることができるのだ。しかしお財布に優しいのはこれだけではない。
ご覧の通り、ランチタイムには数量限定で600円(!)のメニューも用意されているのである。しかもこのメニュー、今回は「牛ももステーキ丼」と「ハラミステーキ丼」だが、日によっては別の料理にもなる。このお値段で、しかも毎日通っても飽きずに肉料理を堪能することができるのだ。
今回は600円の「牛ももステーキ丼」に加え、通常より10%オフとなっている865円の「ローストビーフ丼(肉100グラム)」を注文。受け取るまではわずか5分程度とスピーディーな対応も忙しい現代人にはありがたい。料理は一つひとつ丁寧にラップでくるまれており、万が一傾けてしまってもこぼれにくいから安心だ。
こちらが600円の「牛ももステーキ丼」。焼きたてのステーキは香ばしく、ガーリックチップが風味を一層引き立ててくれる。付け合わせの玉ねぎは程よく甘いので相性抜群だ。
看板メニューは「ビーフランプキャップ」だが、こちらの「ローストビーフ丼」も見逃せない商品の一つ。卵の黄身とクリームソースを絡めると爽やかな風味を醸し出してくれる。ローストビーフは贅沢に盛り付けられており、いったい何枚入っているのだろうと数えていたのだが、あまりにも美味しくて10枚を超えたところで数えることを忘れてしまった。
ちなみに「神田の肉バルRUMP CAP 赤羽店」のテイクアウトはなんと22時まで受け付けている。丼モノはボリュームがあるのでディナーにもぴったりだ。もちろん目玉の「ビーフランプキャップ」をがっつりと食すのもよい。特別な夜にワインを嗜みながら極上の肉料理を堪能してみるのも一興ではないだろうか。
店舗情報
神田の肉バルRUMP CAP 赤羽店
住所:北区赤羽1-40-1 TAGUCHIビル 1F
TEL:03-5948-8646(予約可)
営業時間:11:30~14:30(ランチ/平日)
17:00〜23:00(ディナー/平日)
11:30〜23:00(土・日・祝)
(感染状況により変更の可能性あり)
定休日:年中無休
(感染状況により変更の可能性あり)