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	<title>プロレス  タグが付けられた記事一覧を表示しています。  | いとわズ</title>
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	<description>有象と無象が手を組んだヒューマンメディア</description>
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	<title>プロレス  タグが付けられた記事一覧を表示しています。  | いとわズ</title>
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	<item>
		<title>のんきも流血もシリアスも……ハードコア＆デスマッチ女子ユニット「プロミネンス」を追って歴史に立ち会え！</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 01 Mar 2022 15:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/information-news/talk-events-suzuki-suzu"><img title="220225-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/02/220225-harada-1-300x225.jpeg" alt="のんきも流血もシリアスも……ハードコア＆デスマッチ女子ユニット「プロミネンス」を追って歴史に立ち会え！" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	　いつだってプヲタは、“歴史”を目撃したい。常に応援しているプロレスラーはありつつ、それとは別に「今これを観ておかないとダメだ」と感じる団体／選手がいる。将来「自分はあの瞬間を現地で観ていた」と自慢するため、その大会この大会と西へ東へ大忙しだ。 　では今、プロレス業界で最も歴史に近い存在とは何か？　それは女子プロレスユニット「プロミネンス」のはずだ……という意見に異論を唱えるプヲタは少ないのではないだろうか。 ハードコア＆デスマッチが盛り上がる女子プロレス業界 　プロミネンスは、女子プロレス団体「アイスリボン」に所属していた世羅りさ、宮城もち、柊くるみ、藤田あかね、鈴季すずの5人によるユニットだ。ハードコア&#38;デスマッチを中心&#8230;]]></description>
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	<a href="https://itwas.media/information-news/talk-events-suzuki-suzu"><img title="220225-harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/02/220225-harada-1-300x225.jpeg" alt="のんきも流血もシリアスも……ハードコア＆デスマッチ女子ユニット「プロミネンス」を追って歴史に立ち会え！" width="300" height="225" /></a>
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<p>　いつだってプヲタは、“歴史”を目撃したい。常に応援しているプロレスラーはありつつ、それとは別に「今これを観ておかないとダメだ」と感じる団体／選手がいる。将来「自分はあの瞬間を現地で観ていた」と自慢するため、その大会この大会と西へ東へ大忙しだ。</p>



<p>　では今、プロレス業界で最も歴史に近い存在とは何か？　それは女子プロレスユニット「プロミネンス」のはずだ……という意見に異論を唱えるプヲタは少ないのではないだろうか。</p>



<span id="more-9143"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e3838fe383bce38389e382b3e382a2efbc86e38387e382b9e3839ee38383e38381e3818ce79b9be3828ae4b88ae3818ce3828be5a5b3e5ad90e38397e383ade383ac-1"><strong>ハードコア＆デスマッチが盛り上がる女子プロレス業界</strong></h2>



<p>　プロミネンスは、女子プロレス団体「アイスリボン」に所属していた世羅りさ、宮城もち、柊くるみ、藤田あかね、鈴季すずの5人によるユニットだ。ハードコア&amp;デスマッチを中心に、他団体への参戦や自主興行を行っていくという。</p>



<p>　近年、女子プロレス業界でハードコア＆デスマッチが盛り上がっている。“デスマッチクイーン”山下りなは“デスマッチのカリスマ”葛西純と死闘を繰り広げ、当時18歳の鈴季すずは「ハードコア7番勝負」として名だたる男子選手を相手に7試合を完走した。また、東京女子プロレスでは、現役アイドルでもある乃蒼ヒカリがデスマッチレスラーとしての道を歩み始め、それに対抗するようにハイパーミサヲもハードコア戦で存在感を発揮する。ハードコア＆デスマッチ路線に自ら志願する選手が続々と現れ、時に男子プロレスラーとも激突しているのが、現在の女子プロレス界の動きだ。</p>



<p>　人気選手たちが所属する女子ユニットで、しかもハードコア＆デスマッチ中心、しかも自主興行も開催するらしく、つまり女子選手によるハードコア＆デスマッチ興行が行われる……ってコト!?</p>



<p>　プロミネンス結成に大はしゃぎせずして、何に大はしゃぎするというのか。4月24日に新木場1stRINGにて正式な旗揚げ戦を控える同ユニットの“プレ旗揚げ戦”にまずは足を運んだ（2月18日、新宿グラムシュタイン開催）。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e38193e381aee4babae3819fe381a1e38081e699aee6aeb5e38282e38193e38293e381aae6849fe38198e381aae38293e381a0e3828de38186e381aae38181-2"><strong>この人たち、普段もこんな感じなんだろうなぁ</strong></h2>



<p>　あくまでプレ旗揚げ戦、しかも小さなライブハウスでの開催ということで、選手たちもリラックスした様子。その結果、のんき×流血という不思議な味わいの興行になっていた……。</p>



<p>　デスマッチレスラーでありながら、定番凶器であるステープラーの使い方を永遠に覚えられない世羅りさ！　試合中にひとりで転ぶなどポンコツキャラを発揮する宮城もち！　先輩たちから愛あるかわいがりを受けまくり、ギャンギャン抗議する最年少19歳の鈴季すず！　欠場中の柊くるみにも「くるちゃんも何かやる？」と見せ場を作ろうとする心優しい藤田あかね！　ちなみに柊くるみは、すずの「やらなくていいよ！」という叫びもむなしく、彼女に重いフットスタンプを食らわせていた。</p>



<p>　笑いあり流血ありの試合後は、世羅が「なんか喋ろうよ！」とノープランのままステージに再登場し、急きょトークコーナーがスタートした。その中で、「もちは酔うと母親にテレビ電話をかける癖があり、そのせいで最近は母親に煙たがられていること」が暴露され、なぜかステージ上でもちの母親に電話をかける流れに……。「この人たち、普段もこんな感じなんだろうなぁ」と思わせる良い意味でぐだぐだの会話のあいだ、世羅は額からずっと流血していた。まず血を拭け。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>もちの母親に挨拶する世羅。メンバーみんな会話が気になる</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="e9a0ade381aee4b8ade8baabe3818ce699aee9809ae38198e38283e381aae38184e696b0e6989fe383bbe988b4e5ada3e38199e3819a-3"><strong>頭の中身が普通じゃない新星・鈴季すず</strong></h2>



<p>　性別問わず、デスマッチレスラーはかわいさが大事だと思っている。どうしたって血みどろの戦いだからこそ、ふとしたときの笑いが緩急を生み、試合に奥行きを作り出す。カリスマ葛西純の愛嬌は誰もが認めるところだろう。「デスマッチはかわいさが大事」という自説でいくなら、イジられキャラばかりのプロミネンスが人気ユニットとなるのは必然の結果だ。</p>



<p>　今回はコミカルに寄った試合内容だったが、もちろんシリアスな試合に挑むこともある。女子トップ団体「スターダム」に乱入するとき、彼女たちは持ち前ののんきを封印し、“外敵”や“因縁の相手”として振る舞う。その幅広さもまたプロミネンスの魅力と言えよう。</p>



<p>　しかし、恐るべきは19歳の鈴季すずだ。2018年末にデビューしてから、アイスリボンの第31代王者戴冠、ハードコア＆デスマッチデビュー、ユニット結成と駆け抜けて、現在はスターダムにケンカを売っている。これだけ濃密な出来事が、3年ちょっとの戦歴にぎゅっと詰まっているのだ。</p>



<p>　そもそも世羅のデスマッチに魅了されて、中学卒業後に宮崎から上京してアイスリボンに入門というスタート地点から気合の入り方が違う。「頭の中身が普通じゃない」というキャッチフレーズは伊達じゃない。でも普通じゃないからこそ教えてほしい。鈴季すずの頭の中身はどうなっているんだ!?</p>



<p>　……というわけで3月3日、新宿ROCK CAFE LOFTにて鈴季すず選手をゲストに招いた<a href="https://www.loft-prj.co.jp/schedule/rockcafe/204615" target="_blank" rel="noreferrer noopener">トークイベント</a>を開催します。聞き手を務めるのはライター／イベンターの大坪ケムタさんと自分、原田イチボです。</p>



<div class="wp-block-image is-style-default"><figure class="aligncenter size-full"></figure></div>



<p>　配信もあるので、よろしくね！という告知オチでした。</p>



<div class="wp-block-dp-ex-blocks-button al-c is-style-default"><a href="https://www.loft-prj.co.jp/schedule/rockcafe/204615" class="deb-button-link btn disp-blk btn-red bold" target="_blank" rel="noopener noreferrer" role="button"><i class="button-icon pos-l icon-calendar"></i><span class="deb-button--inner">トークイベント詳細はコチラ</span></a></div>
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		<item>
		<title>葛藤と愛。そのとき、ハイパーミサヲは「アイラブTJPW！」と叫んだ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 29 Jan 2022 02:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[推し語り]]></category>
		<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/oshigatari/hyper-misao"><img title="220124-harada-2" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/01/220124-harada-2-300x138.png" alt="葛藤と愛。そのとき、ハイパーミサヲは「アイラブTJPW！」と叫んだ" width="300" height="138" /></a>
	</div>
	　女子プロレスラーというものは、我が強い。誤解を恐れずに言えば、今どきプロレスラーになろうとする女性は、多かれ少なかれ変わり者だ。いくらレスリング経験があろうと、いくらプロレス好きだろうと、「じゃあ将来はプロレスラーになります」と言ったとき、男性よりも女性のほうが周囲の反対を強く受けるケースが多いのではないか。女子選手と話していると、「未だに親は許してくれていない」のような話をちょくちょく耳にして驚く。 　そんな茨道をわざわざ選び、通り抜けてきた人々だ。我が強くないわけがない。個人的な印象としては、我が強いを通り越して、もはや“面倒くさい”の域に差し掛かっている選手もそれなりにいる。そんな群雄割拠（？）の女子プロレス界の中で、ハイパ&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/oshigatari/hyper-misao"><img title="220124-harada-2" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/01/220124-harada-2-300x138.png" alt="葛藤と愛。そのとき、ハイパーミサヲは「アイラブTJPW！」と叫んだ" width="300" height="138" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">
<p>　女子プロレスラーというものは、我が強い。誤解を恐れずに言えば、今どきプロレスラーになろうとする女性は、多かれ少なかれ変わり者だ。いくらレスリング経験があろうと、いくらプロレス好きだろうと、「じゃあ将来はプロレスラーになります」と言ったとき、男性よりも女性のほうが周囲の反対を強く受けるケースが多いのではないか。女子選手と話していると、「未だに親は許してくれていない」のような話をちょくちょく耳にして驚く。</p>



<p>　そんな茨道をわざわざ選び、通り抜けてきた人々だ。我が強くないわけがない。個人的な印象としては、我が強いを通り越して、もはや“面倒くさい”の域に差し掛かっている選手もそれなりにいる。そんな群雄割拠（？）の女子プロレス界の中で、ハイパーミサヲは面倒くささの絶対王者だ……たぶん、きっと。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>脳天に竹串が刺さって悶絶するハイパーミサヲ</figcaption></figure>



<span id="more-9029"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e79fade6ad8ce381a8e38397e383ade383ace382b9e38081e381b5e3819fe381a4e381aee382b8e383a3e383b3e383abe38292e7b98be38192e3819fe586ac-1"><strong>短歌とプロレス、ふたつのジャンルを繋げた“冬野きりん事件”</strong></h2>



<p>　ハイパーミサヲ（以下、ハイパミ）といえば、冬野きりん事件だ。2020年、ハイパミは10代の頃、『ダ・ヴィンチ』の読者短歌コーナー『短歌ください』に“冬野きりん”名義で投稿していたことをTwitterで告白した。</p>



<figure class="wp-block-embed aligncenter is-type-rich is-provider-twitter wp-block-embed-twitter"><div class="wp-block-embed__wrapper">

</div></figure>



<p>　このすごさはジャンル外の人にはピンとこないかもしれないが、現代短歌において冬野きりんはちょっとした有名人だ。読者投稿という形式の中で、次々と名作を生み出し、「ペガサスは私にはきっと優しくてあなたのことは殺してくれる」という一首は、『短歌ください』が単行本化された際に帯にも採用された。名物コーナーを代表する投稿者のひとりが、冬野きりん。伝説のハガキ職人のような立ち位置と説明すれば、まぁ伝わるだろうか。</p>



<p>　ハイパーミサヲ=冬野きりんと知って、穂村弘ファンの自分はもちろん仰天した。また、短歌を詠む知り合いからも「原田さん、プロレス好きだったよね？　冬野きりんって……」と驚き混じりの連絡がちらほら来た。短歌とプロレス、このふたつの星が繋がって星座になるとは誰も想像していなかっただろう。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e3808ce3838fe382a4e38391e3839fe3818ce381bee3819fe5a489e381aae3818ae38282e38197e3828de38184e38193e381a8e38284e381a3e381a6e38184e3828b-2"><strong>「ハイパミがまた変なおもしろいことやっているよ」</strong></h2>



<p>　なぜ急にハイパミの話をしているかというと、昨年12月に行われたハイパミVS勝俣瞬馬のハードコアマッチの素晴らしさを伝えたかったからだ。ハイパミは、東京女子プロレスに初めてハードコアを持ち込んだ選手……なのだが、いまいちそのように見られていない。なぜなら、ハイパミの試合はあまりに独創的だから。ハードコアという枠からあふれ出すほどに、オリジナリティに満ちているのだ。</p>



<p>　試合に何らかのネタを必ず仕込むハイパミの中でも一二を争う傑作が、2018年の5.3後楽園ホール大会で行われた“デスマッチのカリスマ”葛西純との戦いだ。ハイパミは、あの手この手でカリスマ相手に立ち向かった。その心意気を受け止めて、葛西も最高のフィニッシャーであるパールハーバースプラッシュでハイパミを迎え撃った。</p>



<p>　改造自転車、パイプ椅子、ラダー……。これだけ凶器が出てきたら、どう考えてもハードコアマッチだ。しかし、「チョコシュー1袋食べ切らなければフォールカウント無効」というトンチキルールや、おなじみの卑怯ムーブによって、この試合はハードコアというよりも“ハイパミらしい独特の試合”として受け止められた。「ハイパミがまた変なおもしろいことやっているよ」と見る観客がほとんどだったのだ。</p>



<div class="wp-block-image is-style-default"><figure class="aligncenter size-full"><figcaption>改造自転車で葛西を狙うハイパミ。避けられて自爆した。</figcaption></figure></div>



<p>　それは「すごいハードコアの試合だった」という言葉よりも、むしろ上等な感想だと捉える人もいることだろう。しかし、そのジャンルのものとして本気で取り組んだことに対して、たとえ肯定的な意味合いだとしても「○○のジャンルではない」のように評価されると、本人にとっては複雑な感情を覚えるということが今ならわかる。「もはや枠を超えたから」という理由で○○のジャンルから無視されるなんて、たまったもんじゃない。入れろ、枠に。ちゃんと語れ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e794bbe98bb2e38292e887aae38289e6b5b4e381b3e381a6e58fabe38293e381a0e3808ce382a2e382a4e383a9e38396tjpwefbc81e3808d-3"><strong>画鋲を自ら浴びて叫んだ「アイラブTJPW！」</strong></h2>



<p>　乃蒼ヒカリがハードコアやデスマッチで頭角を現す中で、ハイパミは「東京女子にハードコアを持ち込んだのは自分だ」と忸怩たる思いを抱えていたようだ。そこで行われたのが、昨年12月の勝俣瞬馬戦である。「ハードコアというより、ハイパミならではの試合」という生温い褒め言葉を封じるためか、ハイパミはストレートにハードコアの試合を戦ってみせた。そして、竹串や画鋲といった凶器を自ら持ち込み、ハードコアマッチのはずがデスマッチへと試合形式を変化させた。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="ハードコアマッチ！ 勝俣瞬馬 vs ハイパーミサヲ ／ 2021.12.18 愛知・名古屋国際会議場イベントホール" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Uqe_vdJVpiI?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<p>　きっとハイパミは、対戦相手の勝俣瞬馬だけではなく、乃蒼ヒカリや東京女子のことも意識して戦っていた。リング上で、ハイパミは無言で叫んでいた。</p>



<p>「私はハードコアやってきたし、デスマッチだってやれるんだが!?」</p>



<p>　なんて我が強く、面倒くさい女なんだ……！　そんなふうに全力でアピールする一方で、画鋲を頭からかぶりながら「アイラブTJPW！」と宣言してみせる。所属団体への葛藤と、愛。自分は、愛に陰影のある人間を愛する。好きです、ハイパミ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>自ら画鋲をかぶるハイパミ。文句なしの名場面。</figcaption></figure>



<p>　乃蒼ヒカリは、東京女子の実験興行でハードコアマッチが組まれるなど、団体からもハードコア／デスマッチ路線でそれなりに推されている印象がある。一方、ハイパミは野良犬のように孤独に道を切り拓こうとしている。きっと乃蒼ヒカリVSハイパーミサヲのハードコアマッチが組まれたとき、東京女子の歴史はまた大きく動き出す。</p>



<p>　ところで、冬野きりんで好きな短歌がある。</p>



<blockquote class="wp-block-quote"><p><em>こんにちは私の名前は噛ませ犬 愛読書の名は『空気』です</em></p></blockquote>



<p><em>　</em>当時の彼女にとっては、自虐的な感情を込めた一首だったのかもしれない。しかし今となっては、思いも寄らぬ言動で会場を沸かせるトリックスター、ハイパーミサヲの生き様をポジティブに宣言しているようにも読める。この“噛ませ犬”が次に何を見せてくれるのか、期待してやまない。</p>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>2021年のプロレス界も名試合がいろいろありましたが、自分としては山下実優VS坂崎ユカを推す</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Jan 2022 09:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[推し語り]]></category>
		<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/oshigatari/tjpw-2021best-bout"><img title="220105harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/01/220105harada-1-300x169.jpeg" alt="2021年のプロレス界も名試合がいろいろありましたが、自分としては山下実優VS坂崎ユカを推す" width="300" height="169" /></a>
	</div>
	　まぁ、東京女子プロレスは眼中にない観客がほとんどだったと思う。そんな空気を変えたのが、山下実優と坂崎ユカのシングルマッチ。約4,800人が彼女たちの戦いを固唾をのんで見守り、オセロが一気にひっくり返った瞬間でした。 　……と、しみじみ振り返るのは、やっぱり年末年始だから。自分が「2021年のベストバウト」として推すのは、6月6日にさいたまスーパーアリーナで行われた「CyberFight Festival 2021」のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、王者・山下実優VS挑戦者・坂崎ユカです！ 最後のビンタに込められた感情は……？ 　「CyberFight Festival 2021」は、株式会社CyberFight所属の4団体&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/oshigatari/tjpw-2021best-bout"><img title="220105harada-1" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2022/01/220105harada-1-300x169.jpeg" alt="2021年のプロレス界も名試合がいろいろありましたが、自分としては山下実優VS坂崎ユカを推す" width="300" height="169" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">
<p>　まぁ、東京女子プロレスは眼中にない観客がほとんどだったと思う。そんな空気を変えたのが、山下実優と坂崎ユカのシングルマッチ。約4,800人が彼女たちの戦いを固唾をのんで見守り、オセロが一気にひっくり返った瞬間でした。</p>



<p>　……と、しみじみ振り返るのは、やっぱり年末年始だから。自分が「2021年のベストバウト」として推すのは、6月6日にさいたまスーパーアリーナで行われた「CyberFight Festival 2021」のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、王者・山下実優VS挑戦者・坂崎ユカです！</p>



<span id="more-8962"></span>



<h2 class="wp-block-heading" id="e69c80e5be8ce381aee38393e383b3e382bfe381abe8bebce38281e38289e3828ce3819fe6849fe68385e381afefbc9f-1">最後のビンタに込められた感情は……？</h2>



<p>　「CyberFight Festival 2021」は、株式会社CyberFight所属の4団体（DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス）が合同で行ったプロレス興行。各団体の選手が勢ぞろいし、東京女子プロレスが有する「プリンセス・オブ・プリンセス王座」、DDTが有する「KO-D無差別級王座」、プロレスリング・ノアが有する「GHCヘビー級王座」の3つのタイトルマッチがトリプルメインイベントとして行われました。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="【ダイジェスト】トリプルメインイベントⅠ　プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負＜王者＞山下実優　vs　坂崎ユカ＜挑戦者＞｜2021.6.6サイバーファイトフェス" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/8xZngpUEXmw?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>トリプルメインイベントのダイジェスト映像</figcaption></figure>



<p>　「トリプルメインイベント」と謳われつつも、やはり観客のほとんどがDDTとノアに注目していたように思います。DDTのファンは、ノアの人気選手を生で観ることを楽しみにしていたし、ノアのファンは、DDTの人気選手を生で観ることを楽しみにしていた。そこに東京女子は食い込んでいなかった。</p>



<p>　その空気を完璧にひっくり返したのが、山下VS坂崎でした。まず序盤、両者一歩も譲らないレスリングに意表を突かれた観客が多かったのではないでしょうか。言ってしまえば地味な、しかし両者の地力の高さが伝わる攻防。どうしても大会場ではわかりにくい部分も出てしまう関節の取り合いをじっくり展開するのは、大きな賭けだったように感じます。そして、山下と坂崎はその賭けに勝ってみせた。</p>



<p>　その後も「明るく楽しくかわいい女子プロレス」というイメージを覆すような、ゴツゴツした削り合いが続きます。山下も坂崎も共に東京女子の「強さ」を象徴する存在で、団体の黎明期を支えてきた戦友で、プライベートでも大の仲良し。ふたりの関係性について知らなくても、リング上に渦巻く情念が「この子たちの間には濃密な何かがあるようだ」と一発で教えてくれます。</p>



<p>　16分36秒の試合を制したのは、王者・山下でした。試合後、坂崎と向き合い、たまらず涙をこぼす山下。そこにビンタをくらわせて、颯爽とリングを去る坂崎。このビンタに込められた感情とは、悔しさなのか、エールなのか、「また戦おう」というメッセージなのか、あるいはその全部なのか、それとも――？　このビンタだけで永遠に語れますね。試合後、Twitter上で他団体のファンらしき人々から「東京女子がよかった」という声が続々と上がるのを見るのが気持ちよかった～！</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="山下実優「坂崎ユカは大切な存在」【サイバーファイトフェス前にチェック】｜東京女子プロレス" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/i1bdXRD4aB4?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>試合前、ふたりはお互いについてこのように語っていた</figcaption></figure>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="【サイバーファイトフェス】坂崎ユカ「チャンピオン山下実優はアホですね（笑）蹴り以外は不器用」｜東京女子プロレス" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/wGETpm8bL_g?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>試合前、ふたりはお互いについてこのように語っていた</figcaption></figure>



<p>　この一戦をきっかけに、間違いなくプロレス界での東京女子の注目度は上がりました。なんと6月17日の後楽園ホール大会後は旗揚げ8年目にして初の『週刊プロレス』単独表紙を獲得。10月には大田区総合体育館、2022年3月には両国国技館と、団体の規模は拡大の一途をたどっています。</p>



<p>　とはいえ、2021年、ほかにも東京女子の良い試合はいろいろありました。「弱くても諦めない姿に感動する」的な存在だった伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」のトーナメントを制したのには思わず涙しましたし、タッグパートナー同士である辰巳リカVS渡辺未詩のカラッとしたぶつかり合いは試合後さわやかな余韻を残すものでした。NEO美威獅鬼軍は常に新しいムーブを見せてくれるし、天満のどかVS伊藤麻希は初シングルなのに意外と手が合い、また見たい組み合わせです。でも2021年の天満さんとなると、プライベートでも親しい中島翔子とのシングルが最高だった。東京女子でデスマッチ王座創立を狙う乃蒼ヒカリの動きも要チェックですし、DDTにゲスト参戦した試合になりますが、勝俣瞬馬VSハイパーミサヲのハードコアマッチはハイパミの「I LOVE TJPW」の絶叫に痺れた。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="ハードコアマッチ！ 勝俣瞬馬 vs ハイパーミサヲ ／ 2021.12.18 愛知・名古屋国際会議場イベントホール" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Uqe_vdJVpiI?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>ハイパーミサヲ、最高におもしれー女</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="e4b88de799bae381aee383a0e383bce383b3e382b5e383abe38388e38397e383ace382b9e38195e38188e5908de5a0b4e99da2e381abe38197e3819fe6ada6e897a4-2">不発のムーンサルトプレスさえ名場面にした武藤敬司</h2>



<p>　東京女子の話題だけで永遠に語っていられますが、2021年はノアもちょくちょく観戦していました。プロレス好きになって年数のまだ浅い自分が、武藤敬司の凄みを実感した1年です。「CyberFight Festival 2021」での禁断のムーンサルトプレス解禁を目撃できたのは幸福でしたが、不思議とより心に残っているのは、2月の日本武道館大会での「コーナーポストに上ったものの、結局ムーンサルトを飛べなかった武藤」のほうかもしれない。不発さえも名場面にする閃き、これがプロレスリング・マスターかと仰天したものです。</p>



<p>　そんな武藤とじっくり絡んだ“スーパーノヴァ”清宮海斗の今後からも目が離せません。もともと優れた身体能力を誇り、容姿にも恵まれ、ただでさえエースの素質は十分な清宮が、さらに武藤から帝王学を学んだら、一体どうなってしまうのか。清宮をそんじょそこらのエースではなく、なんなら“武藤2世”くらいにまで育て上げようとする団体の覚悟を感じます。あとは中嶋勝彦と拳王は安定して満足度の高い試合をしてくれるし、船木誠勝VS藤田和之の殺気もたまらなかったし……。ここもどうしても話し出したら止まりません。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="武藤敬司禁断のムーンサルト炸裂！！6.6サイバーファイトフェスティバル｜プロレスリング・ノア｜プロレスリング・ノア" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/eC44DjL6TnU?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>誰もが思わず声を上げた、武藤の3年ぶりムーンサルト</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="2020e5b9b4e38292e7b58ce381a6e38081e3808ce8a9a6e59088e3818ce381a7e3818de3828be5969ce381b3e3808de3818ce8baabe381abe6b281e381bfe3819f1-3">2020年を経て、「試合ができる喜び」が身に沁みた1年</h2>



<p>　全日本プロレスだと、ジェイク・リーVS宮原健斗VS青柳優馬の心身を燃やし尽くすような三つ巴戦、ジェイクと宮原の60分ドローと壮絶な試合が続きました。選手が大量離脱し、全日は苦しい状況に追い込まれましたが、2022年以降も「明るく、楽しく、激しいプロレス」を見せてほしい。</p>



<p>　女子プロレスに限らず、いまやプロレス界全体でもトップクラスの動員を誇るようになったスターダムもおもしろかった。朱里VS彩羽匠、岩谷麻優VSスターライト・キッドと印象に残る試合は枚挙に暇がありませんが、なんといっても3月の日本武道館大会でのジュリアVS中野たむの敗者髪切りマッチです。「白いベルトは感情のベルト」という言葉を象徴するような、お互いの気持ちがむき出しになった一戦でした。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="【プレミア公開】《ワンダー王座戦&amp;敗者髪切りマッチ》ジュリアvs中野たむ　TV番組『We are STARDOM!!』#65【STARDOM】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/PtEYQDa3GdU?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div><figcaption>ジュリアVS中野たむは試合後のふたりのやりとりも含めて最高</figcaption></figure>



<p>　あと同じスターダムの3.3日本武道館大会でいうと、オールスター・ランブルで元祖グラドルレスラーである愛川ゆず季と、現役グラドルレスラーである白川未奈とウナギ・サヤカの邂逅に胸が熱くなったりも。</p>



<p>　6月のガイアイズム大田区総合体育館大会でのDASH・チサコVS響のハードコアマッチも良い試合でした。残念ながら響は11月でプロレスを無期限活動休止しましたが、あくまで「休止」なので将来は……とつい夢見てしまう。復帰といえば、5月に行われた木村花メモリアルマッチでの花月の1日限りのカムバックです。会場で一番泣いた大会となると、このメモリアルマッチが文句なしの一番。まさか旧姓・広田さくらに泣かされる日が来るとは……。</p>



<p>　また、GLEATとハードヒットの全面対抗戦は、会場を包むヒリヒリした緊張感まで含めて記憶に残るものでした。ほかにはアイスリボンの山下りなVS世羅りさも、「デスマッチ路線を絶対に諦めなかった世羅りさ」のストーリーがひとつの美しいゴールを迎えたように感じた。</p>



<p>　ああ、やっぱりいつまで経っても話が終わらない。2020年はコロナ禍で数多くの大会が中止になったぶん、2021年は「試合ができる喜び」というものが身に沁みました。願わくは、2022年はさらにプロレスを安心して楽しめる世の中になっていますように。そして、2021年と同じかそれ以上に名試合が生まれますように！</p>
</div>]]></content:encoded>
					
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		<title>プロレスラー伊藤麻希に心底謝りたいことがある。2018年に抱いた感情の懺悔</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 Oct 2021 02:45:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[プロレス]]></category>
		<category><![CDATA[tjpw]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/sorry-ito"><img title="1006harada5" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2021/10/1006harada5-300x169.jpeg" alt="プロレスラー伊藤麻希に心底謝りたいことがある。2018年に抱いた感情の懺悔" width="300" height="169" /></a>
	</div>
	　女子プロレスラー・伊藤麻希を応援する“伊藤リスペクト軍”の一員を自認しておきながら、伊藤ちゃんが「やれるか／やれないか」で言ったら、「まぁやれないだろうな」と内心思っていた部分がなきにしもあらず。 　伊藤ちゃんは、観客を惹きつける天賦の才がある。とはいえ、決して強いプロレスラーではない。だからこそ、彼女は「弱者のカリスマ」という呼び名で称賛された。 しかし、伊藤ちゃんは、今夏行われたシングルトーナメント「第8回東京プリンセスカップ」で悲願の優勝を果たし、10月9日、大田区総合体育館大会のメインでベルトに挑戦する。もう、「弱者」とは呼ばせない。 9.11両国KFCホール大会後の物販での伊藤麻希 「死にたくなったら伊藤を見ろ！」「人生&#8230;]]></description>
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	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/sorry-ito"><img title="1006harada5" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2021/10/1006harada5-300x169.jpeg" alt="プロレスラー伊藤麻希に心底謝りたいことがある。2018年に抱いた感情の懺悔" width="300" height="169" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">
<p>　女子プロレスラー・伊藤麻希を応援する“伊藤リスペクト軍”の一員を自認しておきながら、伊藤ちゃんが「やれるか／やれないか」で言ったら、「まぁやれないだろうな」と内心思っていた部分がなきにしもあらず。</p>



<span id="more-8714"></span>



<p>　伊藤ちゃんは、観客を惹きつける天賦の才がある。とはいえ、決して強いプロレスラーではない。だからこそ、彼女は「弱者のカリスマ」という呼び名で称賛された。</p>



<p>しかし、伊藤ちゃんは、今夏行われたシングルトーナメント「第8回東京プリンセスカップ」で悲願の優勝を果たし、<a href="https://series.cyber-fight.co.jp/wrestle-princess-2021" data-type="URL" data-id="https://series.cyber-fight.co.jp/wrestle-princess-2021" target="_blank" rel="noreferrer noopener">10月9日、大田区総合体育館大会</a>のメインでベルトに挑戦する。もう、「弱者」とは呼ばせない。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>9.11両国KFCホール大会後の物販での伊藤麻希</figcaption></figure>



<div class="dp_toc_container pos-before_first_h allow-toggle" role="navigation" data-margin="30"><p class="toc_title_block"><span class="toc_title icon-list">INDEX</span><span class="toc_toggle icon-up-open" role="button"></span></p><ul class="dp_toc_ul has_title"><li><a href="#e3808ce6adbbe381abe3819fe3818fe381aae381a3e3819fe38289e4bc8ae897a4e38292e8a68be3828defbc81e3808de3808ce4babae7949fe38292e6a392e381ab-1">「死にたくなったら伊藤を見ろ！」「人生を棒に振れ！」</a></li><li><a href="#e4bc8ae897a4e381a1e38283e38293e381abe6b182e38281e381a6e38184e3819fe381aee381afe3808ce38193e38186e38184e38186e381aee3808de38198e38283-2">伊藤ちゃんに求めていたのは「こういうの」じゃない</a></li><li><a href="#e69cace5bd93e381abe3808ce38182e381aae3819fe381afe3819de381aee381bee381bee381a7e38184e38184e3808de381aee3818befbc9f-3">本当に「あなたはそのままでいい」のか？</a></li><li><a href="#e887aae58886e381aee6ada6e599a8e38292e6b1bae38281e3828be381abe381afe38081e381bee381a0e697a9e38199e3818ee3828b-4">自分の武器を決めるには、まだ早すぎる</a></li></ul></div><h2 class="wp-block-heading" id="e3808ce6adbbe381abe3819fe3818fe381aae381a3e3819fe38289e4bc8ae897a4e38292e8a68be3828defbc81e3808de3808ce4babae7949fe38292e6a392e381ab-1"><strong>「死にたくなったら伊藤を見ろ！」「人生を棒に振れ！」</strong></h2>



<p>　もともと伊藤麻希は九州発のアイドルグループ・LinQのメンバーだったが、そのアイドル活動は苦悩に満ちたものだった。自分なりのパフォーマンスが観客には響かず、握手会を開いてもひとり、ふたりしかファンがやってこない。自分は何なんだろう？　うつ病で活動休止し、自殺を考えたこともあった。</p>



<p>　そんな彼女を変えたのが、プロレスとの出会いだった。アイドル現場では「ヨゴレ担当」と見なされるがむしゃらさをプロレスファンたちはストレートに受け止めてくれる。そして、伊藤ちゃんはマイクパフォーマンスの天才だった。「死にたくなったら伊藤を見ろ！」「人生を棒に振れ！」……どん底を知るからこその熱いメッセージの数々は、大勢の観客の心を動かし、やがて伊藤ちゃんは「弱者のカリスマ」や「新時代のカリスマ」と称えられるようになった。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>人生を棒に振っているので、男色ディーノを相手にファーストキスを失う</figcaption></figure>



<p>　……ただ、プロレスラーとして別に強くはなかった。リング上の動きを見ていても、それほど運動神経に恵まれたほうではないことがわかる。だから伊藤ちゃんは、本人の必死さとは裏腹に負けてばかりだった。敗北はいつものことなのに毎回大泣きするところにグッときた。</p>



<p>　どちらにせよ伊藤ちゃんは面白いんだから、試合は勝っても負けてもどちらでもいい。そんなある種甘えたムードが観客の間に漂っていなかったと言ったら嘘になるのではないだろうか。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e4bc8ae897a4e381a1e38283e38293e381abe6b182e38281e381a6e38184e3819fe381aee381afe3808ce38193e38186e38184e38186e381aee3808de38198e38283-2"><strong>伊藤ちゃんに求めていたのは「こういうの」じゃない</strong></h2>



<p>　どうしても伊藤ちゃんに謝りたいことがある。「DDTドラマティック総選挙2018」のことだ。こちらは伊藤ちゃんも参戦する「東京女子プロレス」系列のプロレス団体「DDTプロレスリング」による人気投票イベントで、上位にランクインした選手にはチャンスが与えられる。さまざまな実績を残す男子選手たちを制して伊藤ちゃんは第3位を獲得し、「伊藤麻希、ここに在り」を見事に示した。</p>



<p>　もちろん自分もいちファンとして伊藤ちゃんに可能な限り票を投じた。しかし、正直なところ、投票したことを後悔した部分があった。なぜか？　与えられたチャンスに必死に取り組む伊藤ちゃんを見て、「こういうのを求めていたわけじゃない」と感じてしまったのだ。</p>



<p>　2018年11月25日、DDTの後楽園ホール大会にて竹下幸之介VS伊藤麻希という異色のシングルマッチが組まれた。竹下はDDTのエースで、プロレス界全体を見渡しても屈指の身体能力を誇る存在だ。圧倒的強者を相手に、伊藤ちゃんは無我夢中で立ち向かった。しかし、いかんせん実力差がありすぎる。率直な感想を言えば、試合としてギリギリ成立していたのは、竹下の手腕によるものが大きかっただろう。あらゆる意味で完敗した試合だった。</p>



<p>　そして、2019年1月4日の東京女子プロレスの後楽園ホール大会では、チャンピオン・山下実優に挑戦。こちらもコテンパンにやられてしまい、どう試合を形づくるべきか山下が戸惑い気味のようにさえ見えた。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>2019年1月の後楽園ホール大会では山下実美に完敗</figcaption></figure>



<p>　強者に弱者が立ち向かう姿は、観る者の心を動かす。とはいえ、ボロボロの伊藤ちゃんを見て、いつしか自分はこう感じるようになった。</p>



<p>　伊藤ちゃんケガしないで。こんな試合ばかりじゃ、いつか伊藤ちゃんが死んじゃう。アスリートタイプの選手とばかりぶつけられても、伊藤ちゃんは「そういうの」じゃないんだから。こんなことなら伊藤ちゃんに投票するんじゃなかった。</p>



<p>　この想いを彼女本人に伝えたことはない。しかし、観客にこのように思われてしまうことは、プロレスラーとしてどんなに屈辱的なことだろう。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="e69cace5bd93e381abe3808ce38182e381aae3819fe381afe3819de381aee381bee381bee381a7e38184e38184e3808de381aee3818befbc9f-3"><strong>本当に「あなたはそのままでいい」のか？</strong></h2>



<p>　伊藤ちゃんはマイクパフォーマンスが面白いから、勝っても負けてもどっちでもいい。今のままの伊藤ちゃんで十分に魅力的なんだからいいじゃん。もちろん伊藤ちゃんを本気で応援していたし、リスペクトしているのも本当だ。でも「あなたはそのままでいい」という言葉は、時にある種の足枷となるのだと思う。</p>



<p>　だから伊藤ちゃんがマイクを封印したとき、とても残念だった。それまでの伊藤ちゃんは試合で負けた後、「負けたのは過去の伊藤で、今この瞬間の伊藤なら勝てる！」などと泣きながら吠えて、B&#8217;zのヒット曲『ultra soul』をアカペラで歌いながら退場していた。今、冷静に考えると「どういうことなんだよ」とは思うが、そんな破天荒な伊藤劇場が大好きだった。</p>



<p>　私が「ああいう伊藤ちゃんが好きだったのに」と寂しく感じる一方で、伊藤ちゃんは淡々とプロレスに向き合うようになった。最初は丸め込みだった。相手の隙をついて、サッと丸め込んでカウントスリーを取る。ややズルい戦法と言われたらまぁそうなのだが、丸め込みによって伊藤ちゃんは試合に勝利するようになっていった。</p>



<p>　次は逆エビ固めだった。逆エビと言えばプロレスの基本中の基本の技であるぶん、ある程度キャリアの長い選手同士の試合が逆エビで決まることはほとんどない。しかし、伊藤ちゃんは逆エビを磨き上げ、「伊藤スペシャル」「伊藤デラックス」「伊藤パニッシュ」という3つの必殺技へと昇華した。</p>



<p>　気づけば、伊藤ちゃんの勝率はどんどん上がっていった。また、マイクを封印した代わりに表情や仕草などノンバーバルな方法で感情表現をするようになったからか、海外ファンも激増した。そして、今夏の「東京プリンセスカップ」を制し、大田区総合体育館大会にて因縁の相手である現チャンピオン・山下実優に挑戦する。</p>



<p>　どれもこれも「そのままの伊藤ちゃんでいいよ」という言葉を伊藤自身が素直に受け止めていたら成し遂げられなかったことだ。ごめんね、伊藤ちゃん。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-style-default"><figcaption>必殺の逆エビ固め</figcaption></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="e887aae58886e381aee6ada6e599a8e38292e6b1bae38281e3828be381abe381afe38081e381bee381a0e697a9e38199e3818ee3828b-4"><strong>自分の武器を決めるには、まだ早すぎる</strong></h2>



<p>　最後に自分自身の話をする。ライターを志す若者の多くは、文章で何かしら自分らしさを発信することにあこがれを抱いている。自分もそのひとりだったが、「センスあふれる主観や気の利いた言い回しを求められるライター」というポジションが非常に狭き門であることに早めに気づき、逆に文章から自我を極力排する方向に転換したことで、今のところ順調にキャリアを築けているように思う。</p>



<p>自分で言うのもなんだが、一読して「おっ」と思わせるものはなくとも、そつのない仕上がりの原稿が書ける。それがライターとしての自らの長所で、あくまで職人的な立場を守ることが美徳だと考えていた。</p>



<p>　ただ、最大の武器だったマイクパフォーマンスを封印することで大きな飛躍を遂げた伊藤ちゃんを見て、「『自分の武器はこれ！』というのを決めるには、まだ早すぎるのかもしれない」と考えるようになった。もちろん自分自身の長所を把握するのは大切なことだが、「この武器でやっていく」という結論を下す前に、もう少しあれこれ試す時間があってもいいのかもしれない。</p>



<p>　というわけで最近は、自分自身のキャラクターを出すような企画にもちょっと挑戦してみるかという気持ちになっている。実際やってみた結果、適性がないことが明確にわかったなら、それはそれで収穫だろう。新しいことに挑戦するのは恥ずかしいし恐ろしいが、まだまだ私はもっと無様な思いをすべき段階にあるのだと思う。</p>



<p>　いろいろ考えさせてくれてありがとうね、伊藤ちゃん。観るものの生き方に影響を与える。やっぱりあなたはカリスマです。</p>


</div>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>【プ女子の観戦日記】それでいいのか、中島翔子（それでいい）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 28 Dec 2018 02:55:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[プロレス]]></category>
		<category><![CDATA[tjpw]]></category>
		<category><![CDATA[東女]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/shoko-nakajima"><img title="181227-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/12/181227-harada-01-300x225.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】それでいいのか、中島翔子（それでいい）" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	東京女子プロレスの2018年ベストバウトを選ぼうとしても全然絞りきれず、「すべての試合が輝いて感じられるのは、自分が狂ったオタクだからなのかしら……」と不安に思っていましたが、多くのプヲタが今年の東女に関しては相当悩んでいるようなので一安心しました。やっぱり東京女子プロレスだなー！ チケット完売も珍しくなく、乗りに乗っていた2018年の東女において、もっとも不遇な1年を過ごした選手といえば、中島翔子なのではないでしょうか。 ベルト戦線にいまいち絡めなかった2018年 “全長1.47mの大怪獣”中島翔子は、飛んでよし、極めてよし、投げてよしと、小柄な体格ながら多彩なテクニックの持ち主です。今まで翔子さんはTOKYOプリンセス・オブ・プ&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/shoko-nakajima"><img title="181227-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/12/181227-harada-01-300x225.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】それでいいのか、中島翔子（それでいい）" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">東京女子プロレスの2018年ベストバウトを選ぼうとしても全然絞りきれず、「すべての試合が輝いて感じられるのは、自分が狂ったオタクだからなのかしら……」と不安に思っていましたが、多くのプヲタが今年の東女に関しては相当悩んでいるようなので一安心しました。やっぱり東京女子プロレスだなー！</p>
<p>チケット完売も珍しくなく、乗りに乗っていた2018年の東女において、もっとも不遇な1年を過ごした選手といえば、中島翔子なのではないでしょうか。</p>
<p><span id="more-6275"></span></p>
<div class="dp_toc_container pos-before_first_h allow-toggle" role="navigation" data-margin="30"><p class="toc_title_block"><span class="toc_title icon-list">INDEX</span><span class="toc_toggle icon-up-open" role="button"></span></p><ul class="dp_toc_ul has_title"><li><a href="#e38399e383abe38388e688a6e7b79ae381abe38184e381bee38184e381a1e7b5a1e38281e381aae3818be381a3e3819f2018e5b9b4-1">ベルト戦線にいまいち絡めなかった2018年</a></li><li><a href="#e8a9a6e59088e5be8ce381aee6849fe683b3e381afe3808ce6a5bde38197e38184e3808de381a7e38184e38184e381aee3818b-2">試合後の感想は「楽しい」でいいのか!?</a></li><li><a href="#e5b091e5b9b4e6bcabe794bbe381aee4b8bbe4babae585ace381aee38288e38186e381aae383a1e383b3e382bfe383abe381aee5a5b3e38081e4b8ade5b3b6e7bf94-3">少年漫画の主人公のようなメンタルの女、中島翔子</a></li></ul></div><h2 id="e38399e383abe38388e688a6e7b79ae381abe38184e381bee38184e381a1e7b5a1e38281e381aae3818be381a3e3819f2018e5b9b4-1">ベルト戦線にいまいち絡めなかった2018年</h2>
<p><strong>“全長1.47mの大怪獣”</strong>中島翔子は、飛んでよし、極めてよし、投げてよしと、小柄な体格ながら多彩なテクニックの持ち主です。今まで翔子さんはTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス王者になったことがないという事実、意外すぎる。</p>
<p>しかし、東女でも有数の実力者でありながら、今夏行われたシングルトーナメント「第5回東京プリンセスカップ」では、近年成長めざましい辰巳リカ相手に2回戦で敗退。また、来年1月4日に行われる東京・後楽園ホール大会でのメインイベントの挑戦者を決める時間差入場バトルロイヤルでは、伊藤麻希に丸め込みで勝利をさらわれてしまいます。今年の輝かしい戦歴としては、DDTプロレスリングが誇る変なベルト、アイアンマンヘビーメタル級王座の第1331代チャンピオンになったことが挙げられますが、とはいってもベルトを保持していたのは1時間程度の話だしなぁ。</p>
<p>今年はいまいちベルト戦線に絡めなかったのに加えて、タッグパートナーである坂崎ユカが、瑞希と新たにタッグチーム“マジカルシュガーラビッツ”を結成して、TOKYOプリンセスタッグ王座を戴冠するという出来事もありました。伊藤ちゃんは、タッグパートナーである瑞希が新チームを結成したことへの複雑な感情をリング上でぶちまけていましたが、果たして翔子さんは、何を思い、感じているのか……？</p>
<p>翔子さんの本音が知りたかったからこそ、12月1日の東京・新宿FACE大会でのマイクには、正直なところ多少がっかりした部分もなかったといえばウソになる。</p>
<h2 id="e8a9a6e59088e5be8ce381aee6849fe683b3e381afe3808ce6a5bde38197e38184e3808de381a7e38184e38184e381aee3818b-2">試合後の感想は「楽しい」でいいのか!?</h2>
<p>翔子さんは、今年8月にシングルで戦ったプロレスリング我闘雲舞のエース・里歩と新たにタッグチームを結成して、来年1月4日の後楽園ホール大会でマジカルシュガーラビッツに挑戦することを表明しました。</p>
<p>今年12月1日の新宿FACE大会のメインイベントは、イッテンヨンに向けたダブル前哨戦として、山下実優＆坂崎ユカ＆瑞希vs伊藤麻希＆中島翔子＆里歩の6人タッグマッチが行われました。そして、伊藤＆中島＆里歩チームが見事勝利。試合後に翔子さんから出た言葉は、「楽しい」でした。</p>
<blockquote><p><em>「今日は私たちが勝った。すごく楽しかったと思うけど、どう思う？」</em></p>
<p><em>（中略）</em></p>
<p><em>「ユカっちもみずぴょんも楽しいの大好きなんですよ。体が痛いのにこんなに楽しかったってことは、ベルトが懸かっている試合なんてもっともっとスリリングだし、もっともっと楽しいに決まっているんです。私も楽しいのが大好きです。そして里歩さんと一緒にベルトを巻きたいと思います」</em><br />
<strong><span class="sankou">引用</span>　<a href="https://www.ddtpro.com/results/1958" target="_blank" rel="noopener">東京女子プロレス5th anniversary～五歳の東京女子プロレス～：エンディング</a></strong></p></blockquote>
<p>……それでいいのか、翔子さん!? 自分のタッグパートナーが他の選手とタッグチームを組んでリングの対角線上に立っていることへの感想が、「楽しい」でいいのか!? そんなポジティブな言葉を発するだけでいいのか!? 何か感じていることはないのか!?</p>
<p>もっと翔子さんは自己中心的になっていいんじゃないの？ 優しすぎるんじゃないか？ とモヤモヤしていましたが、その感情は、12月22日に行われた東京・板橋グリーンホール大会のマイクで、なんとなくほぐれて消える。</p>
<h2 id="e5b091e5b9b4e6bcabe794bbe381aee4b8bbe4babae585ace381aee38288e38186e381aae383a1e383b3e382bfe383abe381aee5a5b3e38081e4b8ade5b3b6e7bf94-3">少年漫画の主人公のようなメンタルの女、中島翔子</h2>
<p>板橋グリーンホール大会で、翔子さんは坂崎ユカとシングルマッチでぶつかりました。団体きってのテクニシャン同士、しかもお互い知り尽くした相手との戦いということで、見ごたえのある攻防が繰り広げられた結果はドロー。試合後の2人の「勝ちました！」（坂崎）「勝ってないでしょ、時間切れ！」（翔子）というコミカルな掛け合いを見ているうちに、なんか翔子さんはこれでいいのかもなぁという気持ちになってきました。</p>
<p>翔子さんは、もともとプロレス好きだったわけではなく、彼女のルーツにあるのは戦隊ヒーロー。戦隊ヒーローに憧れて、演劇の道を志し、コメディアンになろうとお笑い芸人になったところ、たまたまプロレスの試合を観に行く機会があって、現在に至る……という異色の経歴の持ち主です。</p>
<p>特撮に疎い私が言うのもおこがましい話ですが、ヒーローたちは、敵に勝利すること自体が目的ではありません。敵と戦う姿を通して、何か生き様のようなものを伝えること。それがヒーローの素晴らしさのように感じます。</p>
<p>プロレスも、単純な勝ち負け以外が重視されるエンターテインメントです。新日本プロレス・内藤哲也はNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で「勝った負けた、そんな小さいことでプロレスしてないよ」と語っていましたが、翔子さんはとくに勝ち負け以外の部分に強いやりがいを感じるプロレスラーなのかもしれません。</p>
<p>もちろん翔子さんにとって勝利というのも当然大事なことでしょう。しかし、それ以上に彼女は、「プロレスを通してワクワクすること」を大切にしているのではないでしょうか。少年漫画の主人公のようなメンタルの女、中島翔子。</p>
<p>……と考えていくと、翔子さんに何かとちょっかいをかけがちな選手が多いのにも納得がいきます。自分の身近に孫悟空いたら、絶対気になっちゃうじゃん！</p>
<p>そして、「邪念がない＝つまらない」ということでもなく。翔子さんのプロレスラーとしてのクレイジーさは、普通の選手とはまた少し違ったところにあるんだろうなぁ。だって孫悟空とか、なんかめっちゃ怖いじゃんと妄想しているうちに、どんどん翔子さんのことが好きになっている。オタクは自分の妄想によって、相手への思い入れを深める習性がある。</p>
<p>なんにせよ、そろそろ東女のメインストリームに躍り出る翔子さんが見たいですよね、という話でした。</p></div>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>【プ女子の観戦日記】プロレスのヤジ問題の答えが出ない</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 21 Dec 2018 07:55:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/jeering"><img title="181220-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/12/181220-harada-01-300x225.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】プロレスのヤジ問題の答えが出ない" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	プロレスのヤジって、どこまでがOKなものなんでしょうね？ 12月15日に行われたスターダムの神奈川・横浜ラジアントホール大会に行って、オタクとは……人間とは……という気持ちになってしまった。 観客席から「負けてんだろうが！」 メインイベントでは、STARSの王者である岩谷麻優＆鹿島沙希＆中野たむ組に、クイーンズクエストの渡辺桃＆林下詩美＆小波が挑戦。鹿島が得意の丸め込み“起死回生”で渡辺から3カウントを奪いました。現在3冠王でスターダムの中でもトップクラスの強さを誇る渡辺ですが、どうも鹿島とは相性が悪いっぽい。これまで何度も起死回生で敗北しているらしいです。 試合後に鹿島から「学習能力ねーな。今度の後楽園で5回目の起死回生でベルトを&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/jeering"><img title="181220-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/12/181220-harada-01-300x225.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】プロレスのヤジ問題の答えが出ない" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">プロレスのヤジって、どこまでがOKなものなんでしょうね？</p>
<p>12月15日に行われたスターダムの神奈川・横浜ラジアントホール大会に行って、オタクとは……人間とは……という気持ちになってしまった。</p>
<p><span id="more-6230"></span></p>
<div class="dp_toc_container pos-before_first_h allow-toggle" role="navigation" data-margin="30"><p class="toc_title_block"><span class="toc_title icon-list">INDEX</span><span class="toc_toggle icon-up-open" role="button"></span></p><ul class="dp_toc_ul has_title"><li><a href="#e8a6b3e5aea2e5b8ade3818be38289e3808ce8b2a0e38191e381a6e38293e381a0e3828de38186e3818cefbc81e3808d-1">観客席から「負けてんだろうが！」</a></li><li><a href="#e5bf9ce68fb4e4b88ae698a0e381a7e38282e382ade38384e38184e382aae382bfe382afe381a8e981ade98187e38197e381a1e38283e38186e5a0b4e59088e38182-2">応援上映でもキツいオタクと遭遇しちゃう場合あるね</a></li><li><a href="#e697a5e69cace4babae381aee3839ee3838ae383bce381afe59091e4b88ae38197e381a6e38184e3828b-3">日本人のマナーは向上している</a></li></ul></div><h2 id="e8a6b3e5aea2e5b8ade3818be38289e3808ce8b2a0e38191e381a6e38293e381a0e3828de38186e3818cefbc81e3808d-1">観客席から「負けてんだろうが！」</h2>
<p>メインイベントでは、STARSの王者である岩谷麻優＆鹿島沙希＆中野たむ組に、クイーンズクエストの渡辺桃＆林下詩美＆小波が挑戦。鹿島が得意の丸め込み“起死回生”で渡辺から3カウントを奪いました。現在3冠王でスターダムの中でもトップクラスの強さを誇る渡辺ですが、どうも鹿島とは相性が悪いっぽい。これまで何度も起死回生で敗北しているらしいです。</p>
<p>試合後に鹿島から「学習能力ねーな。今度の後楽園で5回目の起死回生でベルトをいただくからよろしく」と挑発された渡辺は、「調子こいてんじゃねーよ。お前の起死回生には、この先絶対に負けない」と宣言。そのとき客席から「お前、負けてんだろうが！」「（起死回生には負けないと）何回言うんだよ！」とヤジが飛んだのでした。ちょっとヤジの細かいところは間違っているかもしれませんが、大体こんな感じ。</p>
<p>……今こう文章に起こしてみると、プロレスのヤジとしてはあり？ なのか？ という気もしてきましたが、現場でその瞬間感じたのは、「なんて最悪なことを言うんだ……」というものでした。桃ちゃんに何てこと言うんだよ!?</p>
<p>「負けてんだろうが！」に対して、渡辺が「うるせー！」と言い返した後にも続けたのがしつこく感じたのかもしれない。正直「負けてんだろうが！」に関しては、自分も内心「そりゃ勝ったんだから調子もこくだろうよ」と感じた部分もあったので……。</p>
<p>翌日に東京・後楽園ホール大会にて行われたガンバレ☆プロレスの大会もヤジがちょっと問題になったらしいですね。ヤジ……ヤジは難しい……。</p>
<h2 id="e5bf9ce68fb4e4b88ae698a0e381a7e38282e382ade38384e38184e382aae382bfe382afe381a8e981ade98187e38197e381a1e38283e38186e5a0b4e59088e38182-2">応援上映でもキツいオタクと遭遇しちゃう場合あるね</h2>
<p>漠然とした印象ですが、全日本プロレスは、客席のヤジが結構盛んですね。長年のプロレスファンが多いということかしら？ ただ選手の名前を叫ぶだけではなく、「もっと動け！」や「休むな！」などセコンドっぽいことを叫んでいる観客も珍しくありません。個人的には、これくらいのヤジは、「元気いっぱい盛り上げてくれているな」と好ましく感じる派です。「つぶせ！」も元気があっていいんじゃないのと感じますが、じゃあこれが「殺せ！」になると……と考えていくうちに、結局何を不快に感じるかは人それぞれという結論に達してしまう。</p>
<p>同じ問題は映画の応援上映でも発生しています。私は、『HiGH&amp;LOW THE MOVIE』が大好きで、応援上映含め2ケタは劇場に足を運んだのですが、自由に発声できるといえど、やはり「それはちょっと……」というラインは存在するし、そのラインは個人の感覚で引かれるものでしかない……。</p>
<p>自分が「あのオタク、ずっとスベッてるな……黙ってくれないかな……」と感じたとしても、上映後にTwitterをチェックしたら、「今日の応援上映、本当に面白い人がいてくれて盛り上がった！ 楽しかった！」という感想がいくつもツイートされていたりする。ところで私は一度、ひたすら琥珀さんに向かって、「琥珀よォ！ お前には仲間がいるじゃねーか!? 周り見てみろよ！ 忘れちまったのか!?」と語りかけるオタクと隣り合わせたことがあるのですが、あの方はMUGEN関係者……？ 自分はややウケしましたが、人によってはマジでキツい鑑賞体験だったと思います！</p>
<p>自分にとっては愛あるイジリだったとしても、他の人にとっては、「キャラをけなされた」と感じる場合もあるので、応援上映というものは、とにかく難しい。そして、この難しさについて考えていくと、「応援上映は、ある程度面白くて空気が読める人間以外は周りと違うこと言おうとするのは禁止」という思想に近づいてきてしまって、ああっ……となる。私は空気読めないので、応援上映はちょっと苦手です。</p>
<h2 id="e697a5e69cace4babae381aee3839ee3838ae383bce381afe59091e4b88ae38197e381a6e38184e3828b-3">日本人のマナーは向上している</h2>
<p>この話題に関しては自分の中でも結論づけることができていませんので、記事の最後で目からウロコな提案をするわけでは全然ありません！ 各々がヤジ問題について考えて、それぞれの答えを出してみてくださいね。何も言っていないに等しいメッセージですね。</p>
<p>とはいえ、威圧感あふれる人間と隣り合わせた状況では、ほとんどの人間が調子に乗りづらいと思うので、とりあえず私は体を鍛えるところから始めます……って、そもそも屈強の象徴であるプロレスラーにヤジを飛ばしているんだから、素人が多少体を鍛えたくらいじゃ意味ないじゃん。なので、肉体的ではなく内面的なヤバさ、ひたすら1人で何かぶつぶつ言って突然笑うなどのムーブを繰り返したいと思います。</p>
<p>ときどき意味深長にポケットの中をもそもそするのもいいでしょう。おそらく大体の人間が「こいつが隣にいる間は自分の存在感を消そう」と判断するのではないでしょうか。あっ、でもプロレス会場では独り言がめっちゃ多い人はそこまでレアな存在ではないからな～。たまに遭遇するタイプの奴と思われてしまうかもな～。（問題発言）</p>
<p>ところで昭和のプロレス映像を見ると、興奮した観客が試合中に普通にイスから立ち上がったり、選手に触ろうとしていたりするので結構ビビる。一方、現代のプロレスオタクは、「こういうヤジはいいけど、ああいうヤジはよくないんじゃないか」という言ってしまえばチマチマした問題で真剣に悩んでいる。うん、日本人のマナーは向上しているな！</p></div>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>【プ女子の観戦日記】ビッグダディの3女がプロレス強いことを君は知っているか</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 14 Dec 2018 02:55:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/utami-hayashishita"><img title="181213-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/12/181213-harada-01-300x225.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】ビッグダディの3女がプロレス強いことを君は知っているか" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	「ビッグダディの3女が女子プロレスラーなんだけど、なんか妙に強くて、デビュー3カ月でベルト獲得した」ということを非プヲタに話すと面白がられるので、よくネタにしていたんですけど、今年のプロレス大賞の新人賞にまで選ばれちゃった。 いずれは逆にビッグダディが「林下詩美の父」と呼ばれるようになるのか……どうなのか……。 ある意味、黄金の精神を受け継ぐ娘 女子プロレス団体「スターダム」所属の林下詩美さんは、今年8月に東京・後楽園ホール大会にてデビュー。私が初めて彼女の試合を見たのは11月のことでしたが、まだデビューしたばかりとは信じられませんでした。 新人はどうしても動きに「えーと、えーと、次は……」感が出てバタバタしがちなんですが、詩美さん&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/utami-hayashishita"><img title="181213-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/12/181213-harada-01-300x225.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】ビッグダディの3女がプロレス強いことを君は知っているか" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc"><strong>「ビッグダディの3女が女子プロレスラーなんだけど、なんか妙に強くて、デビュー3カ月でベルト獲得した」</strong>ということを非プヲタに話すと面白がられるので、よくネタにしていたんですけど、今年のプロレス大賞の新人賞にまで選ばれちゃった。</p>
<p>いずれは逆にビッグダディが「林下詩美の父」と呼ばれるようになるのか……どうなのか……。</p>
<p><span id="more-6193"></span></p>
<div class="dp_toc_container pos-before_first_h allow-toggle" role="navigation" data-margin="30"><p class="toc_title_block"><span class="toc_title icon-list">INDEX</span><span class="toc_toggle icon-up-open" role="button"></span></p><ul class="dp_toc_ul has_title"><li><a href="#e38182e3828be6848fe591b3e38081e9bb84e98791e381aee7b2bee7a59ee38292e58f97e38191e7b699e38190e5a898-1">ある意味、黄金の精神を受け継ぐ娘</a></li><li><a href="#e3808ce382b9e382bfe383bce38380e383a0e3808de381aee382aae382abe38380e383bbe382abe382bae38381e382ab-2">「スターダム」のオカダ・カズチカ</a></li><li><a href="#e38280e38197e3828de887aae58886e381afe38393e38383e382b0e38380e38387e382a3e381aee38395e382a1e383b3e381aae381aee3818befbc9f-3">むしろ自分はビッグダディのファンなのか？</a></li></ul></div><h2 id="e38182e3828be6848fe591b3e38081e9bb84e98791e381aee7b2bee7a59ee38292e58f97e38191e7b699e38190e5a898-1">ある意味、黄金の精神を受け継ぐ娘</h2>
<p>女子プロレス団体「スターダム」所属の林下詩美さんは、今年8月に東京・後楽園ホール大会にてデビュー。私が初めて彼女の試合を見たのは11月のことでしたが、まだデビューしたばかりとは信じられませんでした。</p>
<p>新人はどうしても動きに「えーと、えーと、次は……」感が出てバタバタしがちなんですが、詩美さんはやたら落ち着いている。いくら柔道経験があるといえど、やはり数百人、1000人が注目するリング上で試合をするとなると多少アガりそうなものなのに。テレビ朝日系「痛快！ビッグダディ」のカメラを通して日本中に私生活を晒してきたからこそ、大衆の視線には慣れているということなのか。</p>
<p>詩美さんのハートの強さは、幼少期から私生活を密着されたことによって培われた部分も大きいと思いますが、そもそもビッグダディの胆力がすさまじいんだよな。皆さんはフジテレビ系「バイキング」放送当初、なぜかビッグダディか火曜レギュラーに起用されていたことを覚えていますか。しかも世間から「ギャラ泥棒」と批判されようと、「自分は素人だから」と開き直って堂々と置物に徹している。江角マキコに噛みつかれてもマイペースを崩さない。生まれる時代が違えば、ビッグダディは一角の武将だったはず。</p>
<p>「ビッグダディの3女がプロレス強い」とは一見オモシロ情報ですが、「ビッグダディの精神を引き継いだ娘」と考えると、そりゃプロレス強いのは当然だわ。普通新人がベルト賭けた試合でアルゼンチン・バックブリーカーなんて出せませんよ！</p>
<h2 id="e3808ce382b9e382bfe383bce38380e383a0e3808de381aee382aae382abe38380e383bbe382abe382bae38381e382ab-2">「スターダム」のオカダ・カズチカ</h2>
<p>あと詩美さん、なかなかルックスが整っているんだよな。身長166cmのスラッとした体型で、ただリングに立っているだけで華がある。高身長クール系の美形が、先輩相手に噛み付く姿は迫力満点です。</p>
<p>圧倒的スピードで覇道を突き進む詩美さんは、ネット上で<strong>「『スターダム』のオカダ・カズチカ」</strong>と呼ばれることもちらほらあります。今後、詩美さんが女子プロレスラーとしてどんどん格が上がるにつれて、2013年に週刊誌『FLASH』に掲載されたビッグダディ3姉妹グラビアの味わいも増していくのだろうな。そして、詩美さんに何かあるたびにビッグダディにコメントを求めるスポーツ紙……。</p>
<p>“プロレスラー林下詩美”が圧倒的エースのオーラを放つほど、「ビッグダディの影がチラつくのはいいのか!? いずれメディア上では、もう少し父親と距離を取ったほうがいいのではないか!?」という気がしないでもないですが、本人がお父さん大好きっぽいのは微笑ましいですよね。</p>
<h2 id="e38280e38197e3828de887aae58886e381afe38393e38383e382b0e38380e38387e382a3e381aee38395e382a1e383b3e381aae381aee3818befbc9f-3">むしろ自分はビッグダディのファンなのか？</h2>
<p>エースのオーラで大勢の目を引きつける詩美さんですが、ビッグダディが持つ胆力だけではなく、うさん臭さも引き継いでいたとしたら、それはそれで面白いんじゃないのという期待もある所存。</p>
<p>テレビ露出が減ったあとも、ホストに転身したり、AVデビューしたり（女優との絡みはなくトークのみの出演でしたが）、なんだかんだ定期的に世間を騒がせ続けるビッグダディ。大仁田厚的な発想というより、本人は完全に天然でやっているようですが、こんな感性の持ち主がプロレスラーになったら絶対面白いでしょう……。詩美さんが、こういうビッグダディ的なオモシロ感性も引き継いでいたとしたら、それはそれでプロレスラーとして強大な武器でしょう……。</p>
<p>いったい私は詩美さんにどうなってほしいのか。そして私は詩美さんのファンというより、本当はビッグダディのファンなのではないか。</p>
<p>とりあえず「スターダム」は紫雷イオに宝城カイリとWWEレスラーを複数輩出していることですし、将来的に詩美さんはWWEにまで上り詰めてほしい気もする。そして朝の情報番組で、「ビッグダディの3女が世界最大のプロレス団体へ」と取り上げられてほしいし、その中でビッグダディもコメントしてほしい。そんなビッグダディが見たい。</p>
<p>……やっぱり私、ビッグダディのファンなのかもしれません。</p></div>]]></content:encoded>
					
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		<title>【プ女子の観戦日記】優宇、東京女子プロレス退団……オタクが推しにできること</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 07 Dec 2018 02:55:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[プロレス]]></category>
		<category><![CDATA[tjpw]]></category>
		<category><![CDATA[東女]]></category>
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	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/yuu"><img title="181206-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/12/181206-harada-01-300x225.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】優宇、東京女子プロレス退団……オタクが推しにできること" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	アイドル活動において、“卒業”が一番難しいんじゃないのとは思う。次のステージに進むための前向きな卒業もあれば、円満な雰囲気に見せかけていても実は……という場合もある。ファンを悲しませない形で卒業できた時点で、そのアイドルは100点満点でしょう。 優宇さんが東京女子プロレスを退団してフリーになった件は、最終的には明るい笑顔を見せてくれたので本当によかったですよね。 「『私の居場所はここだ！』って今思えるかって言ったら……」 優宇さんは小学生時代からプロレス好きで、将来プロレスラーになるために始めた柔道では、国体、インターハイにまで出場。2016年1月にリングデビューしてから無敗記録を更新し続けて、デビューわずか9カ月で団体の王者に上り&#8230;]]></description>
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	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/yuu"><img title="181206-harada-01" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/12/181206-harada-01-300x225.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】優宇、東京女子プロレス退団……オタクが推しにできること" width="300" height="225" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">アイドル活動において、“卒業”が一番難しいんじゃないのとは思う。次のステージに進むための前向きな卒業もあれば、円満な雰囲気に見せかけていても実は……という場合もある。ファンを悲しませない形で卒業できた時点で、そのアイドルは100点満点でしょう。</p>
<p>優宇さんが東京女子プロレスを退団してフリーになった件は、最終的には明るい笑顔を見せてくれたので本当によかったですよね。</p>
<p><span id="more-6158"></span></p>
<div class="dp_toc_container pos-before_first_h allow-toggle" role="navigation" data-margin="30"><p class="toc_title_block"><span class="toc_title icon-list">INDEX</span><span class="toc_toggle icon-up-open" role="button"></span></p><ul class="dp_toc_ul has_title"><li><a href="#e3808ce3808ee7a781e381aee5b185e5a0b4e68980e381afe38193e38193e381a0efbc81e3808fe381a3e381a6e4bb8ae6809de38188e3828be3818be381a3e381a6-1">「『私の居場所はここだ！』って今思えるかって言ったら……」</a></li><li><a href="#e68ea8e38197e3819fe381a1e38288e38081e88081e4babae381abe381aae381a3e381a6e3818be38289e382aae382bfe382afe381aee38193e381a8e38292e6809d-2">推したちよ、老人になってからオタクのことを思い出してくれ</a></li></ul></div><h2 id="e3808ce3808ee7a781e381aee5b185e5a0b4e68980e381afe38193e38193e381a0efbc81e3808fe381a3e381a6e4bb8ae6809de38188e3828be3818be381a3e381a6-1">「『私の居場所はここだ！』って今思えるかって言ったら……」</h2>
<p>優宇さんは小学生時代からプロレス好きで、将来プロレスラーになるために始めた柔道では、国体、インターハイにまで出場。2016年1月にリングデビューしてから無敗記録を更新し続けて、デビューわずか9カ月で団体の王者に上り詰めました。間違いなく東京女子プロレスでも一、二を争う強さの持ち主です。</p>
<p>しかし、なんだか最近は上手く行っていない印象でした。優宇さんがスランプに陥ったわけではない。団体内で自分の居場所をつかみきれていないような……。今夏にシングルトーナメント「第5回東京プリンセスカップ」が開催されるまでは、前座的な試合に出場してばかりで、あれだけの実力を持っているのに、なんだかうだつが上がらない状態が続いてしまっていた。</p>
<p>同トーナメントで2年ぶり2度目の優勝を果たしたときの「2年前は、ただプロレスが楽しくて楽しくて、がむしゃらにやって、だから優勝したとき、何も怖いものはなかった。でも正直、今回のプリンセスカップは本当につらかったです。この1年はベルトも落として、負けて、悔しいことがいっぱいあった」というスピーチは、今も思い出すたびに胸がキュッと締め付けられます。</p>
<p>「第5回東京プリンセスカップ」を優勝した優宇さんは、8月25日に行われた東京・後楽園ホール大会のメインで王者・山下実優に挑戦。敗北してしまったものの、互いのすべてをぶつけあうような死闘は観客たちの心に強く残った……のですが、煽りVTRでの「『私の居場所はここだ！』って今思えるかって言ったら実際そうじゃない」という発言を考えると、ベルトに挑戦して敗北したことが、優宇さんにとって東京女子プロレスに残る理由になるのか、それとも逆なのかわからなくて恐ろしくもあった。</p>
<p>さらに9月1日には<a href="https://ameblo.jp/yuu-tjpw/entry-12401810775.html" target="_blank" rel="noopener">ブログ</a>で、アメリカ遠征組に選ばれなかった悲しみをもらしており……。11月1日に東京女子プロレスの公式サイトにて、優宇さんが12月1日をもって同団体を退団してフリーに転向することが発表されたとき、悲しくはありましたが、驚きはしませんでした。</p>
<h2 id="e68ea8e38197e3819fe381a1e38288e38081e88081e4babae381abe381aae381a3e381a6e3818be38289e382aae382bfe382afe381aee38193e381a8e38292e6809d-2">推したちよ、老人になってからオタクのことを思い出してくれ</h2>
<p>でも優宇さんは最終的には前向きな気持ちで団体を離れることができたんじゃないかな。もちろん複雑な感情はあるでしょうが、東京女子プロレスという団体を別に恨んではいないんじゃないかな……と想像するのは、あまりにも能天気すぎるでしょうか。同期である天満のどかとの卒業試合を終えたあと、優宇さんが「確かに自分の居場所はここにありました」と見せた笑顔は嘘じゃないと信じています。</p>
<p>退団を発表してから、優宇さんは、「東京女子プロレスは温かい」という言葉をよく口にするようになりました。退団が決定してから、優宇さんが居場所を実感できたというのは皮肉な話のような気もしますが、最後にハッピーエンドに持っていけたならいいじゃない。なんとか間に合った、ということで！</p>
<p>ファンが推しに対してできることは、きっと、とても少ない。別れを告げられたときに引き止める権利なんて1ミリもないし、いくら日ごろ愛を伝えていたとしても、相手が「新しい場所に行かなきゃ」と感じる瞬間は来る。彼女の人生は彼女のものなのだから、しかたないのだ。</p>
<p>オタクができることは、推しが現在の場所を離れるときに少しでも寂しさを感じてくれるように、ひたすら「好き！」を伝えることのみ。欲を言えば、推しが老人になったとき、「あのオタクたちは気持ちのいい奴らだったよな～！」と思い返してくれたら最高にうれしい。</p>
<p>優宇さんの記憶の中で、東京女子プロレスでの出来事が「いろいろあったけど楽しかった思い出」でありますように。プロレスを続けているかぎり、きっとどこかで繋がる。いつか優宇さんが“海外で活躍中のゲスト選手”として東京女子プロレスのリングに再び上がってくれることに期待しています。</p></div>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>【プ女子の観戦日記】伊藤麻希、震える魂のゆくえ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 30 Nov 2018 02:55:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[プロレス]]></category>
		<category><![CDATA[tjpw]]></category>
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					<description><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/itomaki-soul"><img title="181129-harada-01.jpg" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/11/181129-harada-01-300x203.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】伊藤麻希、震える魂のゆくえ" width="300" height="203" /></a>
	</div>
	私も泣いていたし、周囲の観客も泣いていた。 “弱者のカリスマ”伊藤麻希が進むのは、あまりに険しく、遠い道のりだった。 竹下幸之介と伊藤麻希、真逆の2人のシングルマッチ 11月25日に開催されたDDTの東京・後楽園ホール大会。竹下幸之介対伊藤麻希というカードが発表されたときの感想は、「言わんとすることはわかるけれど、具体的にどういう試合になるのか全然想像がつかない」というものでした。 新時代の旗手として期待されるものの、なかなか観客人気につながらない竹下と、フィジカルには恵まれないものの、謎のカリスマ性がある伊藤ちゃん。プロレスラーとして正反対の2人をぶつけるというテーマ自体は理解できますが、お互い間逆すぎて試合が成立しているイメージ&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/itomaki-soul"><img title="181129-harada-01.jpg" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/11/181129-harada-01-300x203.jpg" alt="【プ女子の観戦日記】伊藤麻希、震える魂のゆくえ" width="300" height="203" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">私も泣いていたし、周囲の観客も泣いていた。</p>
<p>“弱者のカリスマ”伊藤麻希が進むのは、あまりに険しく、遠い道のりだった。</p>
<p><span id="more-6125"></span></p>
<div class="dp_toc_container pos-before_first_h allow-toggle" role="navigation" data-margin="30"><p class="toc_title_block"><span class="toc_title icon-list">INDEX</span><span class="toc_toggle icon-up-open" role="button"></span></p><ul class="dp_toc_ul has_title"><li><a href="#e7abb9e4b88be5b9b8e4b98be4bb8be381a8e4bc8ae897a4e9babbe5b88ce38081e79c9fe98086e381ae2e4babae381aee382b7e383b3e382b0e383abe3839ee38383-1">竹下幸之介と伊藤麻希、真逆の2人のシングルマッチ</a></li><li><a href="#e5909be381afe4bb8ae5b9b49e69c88e381aee7919ee5b88ce688a6e38292e8a68be3819fe3818b-2">君は今年9月の瑞希戦を見たか</a></li><li><a href="#e9878ce69d91e6988ee8a1a3e5ad90e38288e3828ae38282e38195e3818fe38289e38188e381bfe381a8e381aee5868de688a6e5b88ce69c9b-3">里村明衣子よりもさくらえみとの再戦希望</a></li></ul></div><h2 id="e7abb9e4b88be5b9b8e4b98be4bb8be381a8e4bc8ae897a4e9babbe5b88ce38081e79c9fe98086e381ae2e4babae381aee382b7e383b3e382b0e383abe3839ee38383-1">竹下幸之介と伊藤麻希、真逆の2人のシングルマッチ</h2>
<p>11月25日に開催されたDDTの東京・後楽園ホール大会。竹下幸之介対伊藤麻希というカードが発表されたときの感想は、「言わんとすることはわかるけれど、具体的にどういう試合になるのか全然想像がつかない」というものでした。</p>
<p>新時代の旗手として期待されるものの、なかなか観客人気につながらない竹下と、フィジカルには恵まれないものの、謎のカリスマ性がある伊藤ちゃん。プロレスラーとして正反対の2人をぶつけるというテーマ自体は理解できますが、お互い間逆すぎて試合が成立しているイメージが持てなかった。</p>
<p>実際行われた試合は、やはり、伊藤ちゃんがボロボロになりながらも必死に竹下に挑み続ける展開に。持ち前の根性で「これは……！」と期待させる場面も作りましたが、やはり竹下という壁は高く……。なんとか起き上がって竹下に中指を突き立ててみせたあと、そのまま倒れてKOとなりました。</p>
<p>さりげないリードで試合をなんとか形作った竹下もすごい。日ごろ「プロレスラーとして素材ではなく、料理人にならなければ」と心がけている伊藤ちゃんにとっては、いろいろな意味で完敗した試合だったかもしれません。</p>
<p>とはいえ、2人のフィジカルに差がありすぎるせいで、プロレスの試合としてはちょっと変な空気になってしまった瞬間も……。なので、この試合をコミカルなものとして受け取った観客もいたでしょうが、伊藤ちゃんのぶざまさに涙腺を刺激された観客もいる。私含め。</p>
<p>伊藤ちゃんの大きな魅力は、強者に諦めず挑み続ける姿。確かにそうなんですが、伊藤ちゃんのこういう姿をずっと見たいかと言われたらなー。ちょっと違う気がするんだよなー。</p>
<h2 id="e5909be381afe4bb8ae5b9b49e69c88e381aee7919ee5b88ce688a6e38292e8a68be3819fe3818b-2">君は今年9月の瑞希戦を見たか</h2>
<p>無茶ぶりされたとき、伊藤ちゃんが輝くのは認める。今年1月に行われた男色ディーノ戦は、2018年ベストバウトに数える人も多いのではないでしょうか。10月には“女子プロレス界の横綱” 里村明衣子に噛みつき、今回の竹下幸之介戦、さらに来年1月4日に行われる東京女子プロレスの東京・後楽園ホール大会では、チャンピオン・山下実優に挑戦することが決定しています。</p>
<p>2018年を駆け抜けているな、伊藤ちゃん！</p>
<p>しかし、伊藤麻希という素材の活かされ方が、「フィジカル強者にぶつける」一辺倒になってきていないか？という不安が生まれつつあります。確かにそういう伊藤ちゃんはオイシイ。でも伊藤ちゃんにはもっといろいろな輝き方があるのではないか……。</p>
<p>実際、伊藤ちゃんの試合をワンパターンだと批判する声も一部であがってきています。「ワンパターンって、じゃあお前は毎回死ぬ気でやれんのかよ」と言い返したい気持ちはありますが、そう言いたくなる気持ちも一応理解はできる。でもそれは伊藤ちゃんが成長していないというより、本人の成長スピードよりさらに難しいことを任されているゆえの問題ではないでしょうか。</p>
<p>君は今年9月の瑞希戦を見たか。もちろんプロレス巧者みずぴょんが試合をコントロールしていたものの、あの試合を見て、「伊藤ちゃん、こんなことも出来るようになったんだ！」と感心させられた人は多かったんじゃないでしょうか。しかし、じっくり成長を見せられる試合展開になったのは、「仲違いしたパートナーの瑞希と、試合を通してどういう結末に至るのか？」という試合だったからで、あれが「強者・瑞希に弱者・伊藤が挑む」という見せ方だったら、また違う試合展開になっていた気がします。</p>
<h2 id="e9878ce69d91e6988ee8a1a3e5ad90e38288e3828ae38282e38195e3818fe38289e38188e381bfe381a8e381aee5868de688a6e5b88ce69c9b-3">里村明衣子よりもさくらえみとの再戦希望</h2>
<p>ボロボロになっても諦めない伊藤ちゃんは好きですが、伊藤ちゃんの魅力って他にもたくさんあると思うんですよ。</p>
<p>まず観客の心をつかむマイクパフォーマンスは、DDTを超えてプロレス界でもトップレベルだと思います。とくに『戦うビアガーデン2018』で、「悔しさを昇華できる職業がプロレスラーだ」と才木玲佳をタッグ王座挑戦へと焚きつけたくだり。他選手も巻き込んでストーリーを作っていく手腕を見て、「伊藤リスペクト軍がもう少し拡大して、伊藤ちゃんが東女の中の一大勢力を率いることになったら面白いんじゃないの？」と夢がふくらみましたし、その夢は今も諦めていません。まぁトークイベントでの発言などから、今のところ伊藤リスペクト軍拡大の意志は本人にないっぽいですが……。</p>
<p>また、伊藤ちゃんが強者に挑む場合の“強者”って、別にフィジカルに限定した話じゃなくてもいいじゃんと思うわけです。たとえば、さくらえみ。今年10月に行われた女子バトルロイヤルで伊藤ちゃんが初遭遇した相手ですが、他の女子選手に試合を食われるというのは、ほとんど初めての経験だったんじゃないでしょうか。ベテランの舞台荒らしであるさくらと伊藤ちゃんが対峙したとき、場をかっさらうのはどちらになるのか……？ 個人的には、里村明衣子よりもさくらえみとの再戦に期待しています。</p>
<p>自分がいち伊藤ちゃんファンとして心配なのは、フィジカル強者と伊藤ちゃんを戦わせる方向でどんどんインフレが進んでいって、伊藤ちゃんも必死に頑張るけれど結局大ケガを負ってしまう……みたいな結末なんですよ。</p>
<p>今できることをコツコツ積み重ねていく道でだって、伊藤ちゃんなら充分すぎるほど面白さを発揮してくれると思います。今は、“強者にも諦めず挑むプロレスラー伊藤麻希”を売り込む時期なのかもしれませんが、伊藤ちゃんという極上の素材の活かし方は、もっとあるんじゃないでしょうか。ということを、つい口出ししたくなる面倒くさいオタクであった……。</p></div>]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>プロレスの“煽りVTR”の舞台裏……今成夢人ディレクターが語る「後楽園ホールで映像を流す醍醐味」</title>
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		<dc:creator><![CDATA[原田 イチボ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Nov 2018 02:55:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[プロレス]]></category>
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	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/ddt-creative"><img title="181122-harada-01.JPG" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/11/181122-harada-01-300x200.jpg" alt="プロレスの“煽りVTR”の舞台裏……今成夢人ディレクターが語る「後楽園ホールで映像を流す醍醐味」" width="300" height="200" /></a>
	</div>
	DDTプロレスリングが、大会の撮影・中継、映像編集などを行う映像班のスタッフを募集中。しかし、「プロレスは好きだけれど映像の仕事は未経験だし……」や「映像制作には興味はあるけれど、ただ試合の映像を撮って出しするのではなく、もっとクリエイティブなこともできるのか？」など考えて、二の足を踏んでいる人も多いことだろう。 プロレス団体における映像班のやりがいとは？ 現役プロレスラーでありながら映像班のディレクターでもある今成夢人選手に聞いた。 選手の感情を見つめていれば、必然的にクリエイティブになる --映像とプロレス両方詳しくないと映像班になれないものなんでしょうか？ 過去には、「プロレスは好きだけど映像制作は未経験」という状態で入ってき&#8230;]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
	<div>
	<a href="https://itwas.media/watching-pro-wrestling-bandwagon-fan/ddt-creative"><img title="181122-harada-01.JPG" src="https://itwas.media/wp-content/uploads/2018/11/181122-harada-01-300x200.jpg" alt="プロレスの“煽りVTR”の舞台裏……今成夢人ディレクターが語る「後楽園ホールで映像を流す醍醐味」" width="300" height="200" /></a>
	</div>
	<div class="theContentWrap-ccc">DDTプロレスリングが、大会の撮影・中継、映像編集などを行う映像班のスタッフを募集中。しかし、「プロレスは好きだけれど映像の仕事は未経験だし……」や「映像制作には興味はあるけれど、ただ試合の映像を撮って出しするのではなく、もっとクリエイティブなこともできるのか？」など考えて、二の足を踏んでいる人も多いことだろう。</p>
<p>プロレス団体における映像班のやりがいとは？ 現役プロレスラーでありながら映像班のディレクターでもある今成夢人選手に聞いた。</p>
<p><span id="more-6073"></span></p>
<div class="dp_toc_container pos-before_first_h allow-toggle" role="navigation" data-margin="30"><p class="toc_title_block"><span class="toc_title icon-list">INDEX</span><span class="toc_toggle icon-up-open" role="button"></span></p><ul class="dp_toc_ul has_title"><li><a href="#e981b8e6898be381aee6849fe68385e38292e8a68be381a4e38281e381a6e38184e3828ce381b0e38081e5bf85e784b6e79a84e381abe382afe383aae382a8e382a4-1">選手の感情を見つめていれば、必然的にクリエイティブになる</a></li><li><a href="#e8a9a6e59088e381a8e79bb4e68ea5e996a2e4bf82e381aae3818fe381a6e38282e5b8b8e8ad98e7a0b4e3828ae38292e68190e3828ce381aae38184-2">試合と直接関係なくても……常識破りを恐れない制作現場</a></li><li><a href="#e698a0e5838fe381aee99c80e8a681e381afe69894e4bba5e4b88ae381abe9ab98e381bee381a3e381a6e38184e3828b-3">映像の需要は昔以上に高まっている</a></li></ul></div><h2 id="e981b8e6898be381aee6849fe68385e38292e8a68be381a4e38281e381a6e38184e3828ce381b0e38081e5bf85e784b6e79a84e381abe382afe383aae382a8e382a4-1">選手の感情を見つめていれば、必然的にクリエイティブになる</h2>
<p></p>
<p>&#8212;<em>映像とプロレス両方詳しくないと映像班になれないものなんでしょうか？</em></p>
<p>過去には、「プロレスは好きだけど映像制作は未経験」という状態で入ってきたスタッフもいました。映像とプロレスの片方しか詳しくないから応募段階で落とすということはしていません。どれだけ深い知識を両方に持っているかというよりは、とにかく体力と根性重視です。地方巡業にも同行して素材撮って編集して……という仕事なので、体力面がとても要求されます。そこでウソをついても仕方ないので、ハードな現場であることは隠しません。</p>
<p>&#8212;<em>「映像制作はしたいけれど、ただ試合を撮って、そのまま流すことに興味はない」という人もいそうです。そういう人に向けて、映像班ではこんなにクリエイティブなことができるんだと伝えられたらいいかなと思います。</em></p>
<p>映像班の仕事がクリエイティブというか、そもそもプロレスラーっていろいろな事情の中で戦っているんですよ。選手たちを撮っていると、必然的に彼らの悩みや本音が浮かび上がってきます。この悩みと、この悩みがあって、こういう葛藤と、伝えたい気持ちがあって……というとき、何を取り上げるのが一番いいのか、我々も悩むわけです。何を使って、何を捨てるのか。プロレスラーたちの感情をただ見つめるだけで、どうあがいてもクリエイティブにならざるをえないんですよ。</p>
<p>&#8212;<em>DDTグループの煽りVTR（試合前に流れる映像）の内容は、選手たちのインタビューであることが多いですね。ただ前哨戦の結果を伝えるだけのようなVTRを流している団体も多い中で、選手の内面を真摯に伝える映像は印象的です。</em></p>
<p>前哨戦ではこっちが勝って、あっちが負けて、「タイトルマッチの日は覚えてろ！」みたいな煽りVTRが比較的多いと思います。でも前哨戦にドラマがあるとは限らないし、前哨戦を撮っていても、正直自分の気持ちがそんなにアガらない場合も多い。それより本人たちにじっくりインタビューしたほうが早いんですよ。誰対誰っていう二項対立をどう煽るかっていうとき、まず2人の話を聞いて、思想上の違い、もしくは逆に共通点を見つけていく。だから、パズルみたいな感覚ですね。いろんなピースを用意して、最後に上手くはめていく感覚で編集しています。</p>
<p>&#8212;<em>ある意味、映像班が試合のテーマを作り出しているとも言えますね。</em></p>
<p>もしかしたら、そういうケースもあるかもしれません。選手側も煽りVTRを意識した試合展開にしてくれたりするんですよ。たとえば竹下幸之介は、VTRを大事にしてくれる選手の1人で、「VTRが完成したら一度見せてください」って頼んでくるんですよ。たぶんVTRを見ながら試合のテーマとかイメージをふくらませて戦いに臨んでいるんだと思いますが、選手もVTRを武器にしてくれているのはすごく嬉しいです。</p>
<h2 id="e8a9a6e59088e381a8e79bb4e68ea5e996a2e4bf82e381aae3818fe381a6e38282e5b8b8e8ad98e7a0b4e3828ae38292e68190e3828ce381aae38184-2">試合と直接関係なくても……常識破りを恐れない制作現場</h2>
<p></p>
<p>&#8212;<em>試合のテーマといえば、今年1月に行われたシングルマッチのリーグ戦「D王 GRAND PRIX」決勝戦での煽りVTRが印象的でした。HARASHIMA選手と石川修司選手の試合で、それぞれが若手時代の思い出話をしているという内容でした。BGMが竹原ピストル『Forever Young』という選曲もぐっときました。</em></p>
<p>HARASHIMAさんは年齢非公開ですけど40代だと仮定しますね（笑）。若手選手もたくさん出場しているリーグ戦で、決勝戦がおじさん対おじさんになった。僕はおじさん好きなので、おじさん同士の戦いを、この組み合わせになったことを称えたかった。その結果、煽りVTRでリーグ戦の映像は一切使わず、15年前の2人の映像を使うことに決めました。普通の煽りVTRであれば、2人のリーグ戦での戦いぶりを映すのが当然だと思います。でも自分がぐっとくる物語を作りたかったので……。若いころは2人とも細くて、うだつのあがらない感じだった。それから15年経って、DDT最強を決める戦いで競っている。過去と今の対比を見せたいと思いました。</p>
<p>&#8212;<em>あと石川さんはVTRの中で、スタバのフラペチーノを飲みがちですね（笑）。石川さんはスタバ好きということを知っているプロレスファンにとっては、ふふっとなる部分です。</em></p>
<p>石川さんの怖さと可愛げが同居した雰囲気というのは、僕もインタビューしていて印象に残る部分です。それを画面越しにでも伝えたいので、ただインタビューでぶつぶつしゃべらせるだけではなく、『ここにフラペチーノを置いてみたら意味が生まれるな』のように考えました。伝わらない人も多いかもしれないけど、小ネタも抑えたいんですよね。</p>
<p>&#8212;<em>今成さんとして、近年のVTRで「これだ！」と感じたものは何でしょうか？</em></p>
<p>竹下幸之介の母親に出演してもらったVTR（今年7月22日、東京・後楽園ホール大会にて）で、わっと会場が沸いたときは嬉しかったです。あのVTRは完全に僕の暴走で、試合と何の関係もない。ただ竹下の母ちゃんを映しているだけの映像です（笑）。でも、いかにも大阪のオバチャンって感じで、あんなに面白い母ちゃんいませんよ。しゃべりも強烈でインタビュー中にどんどん話が脱線していって、「私の好きな選手は今成選手やで！」とか言い出すんだけど、それがお客さんたちにウケました。「試合と関係ないだろう」っていうDDT首脳陣のお叱りもあるんですけど、トップに立つ高木三四郎は、「お客さんが喜ぶなら何でもあり」という観客至上主義の人間。だから、ウケれば結果オーライ的な部分もあるのかもしれません。</p>
<h2 id="e698a0e5838fe381aee99c80e8a681e381afe69894e4bba5e4b88ae381abe9ab98e381bee381a3e381a6e38184e3828b-3">映像の需要は昔以上に高まっている</h2>
<p>&#8212;<em>今年4月には映像班が主催興行を開催しました。もちろん今成さんがプロレスラーとしてリングに立っているということも大きいでしょうが、これだけ映像班が存在感を発揮しているプロレス団体も珍しいですね。</em></p>
<p>DDTは初期から映像というものに力を入れてきました。旗揚げしたばかりの団体だと、試合内容だけでは他の団体に負けてしまう部分もあるかもしれない。その弱点を補う面白さを、DDTはひたすら模索し続けてきました。今でこそスタンダードになっていますが、1997年の団体旗揚げ当時、煽りVTRで興行を盛り上げるのはまだ珍しいことだったんです。しかし旗揚げから20年以上経った今、ウェブがこれだけ普及して、映像というものの需要は昔以上に高まっています。映像班としてできることは、まだまだあると思います。</p>
<p>&#8212;<em>DDTが運営する動画配信サービス「DDT UNIVERSE」では、過去の試合映像のほかにドキュメンタリー映像などのオリジナルコンテンツも配信されています。映像班では、そういった企画のアイデアも自由に出せる雰囲気なんでしょうか？</em></p>
<p>自分目線で出したアイデアが通りやすい良い社風なので、むしろ面白いアイデアは、どんどん言ってほしいです。</p>
<p>&#8212;<em>最後に、今成さんが考える映像班のやりがいを教えてください。</em><br />
どんな映画監督も映画館で自分の映画を流すことはできても、後楽園ホールで流すことって早々ないと思うんですよ。これは別に冗談じゃなくて、1000人以上の観客に映像を届けて、ダイレクトに反応を見る機会ができるのって、映像業界でもなかなかないことだと思います。お客さんの反応はすごく正直で残酷ですが、後楽園ホールや両国国技館のような大きなハコで映像を流すことができるのって、すごく気持ちがいい。この仕事の醍醐味だと思います。</p>
<p>[box class=&#8221;box28&#8243; title=&#8221;今成夢人&#8221;]<br />
多摩美術大学の卒業制作として学生プロレス団体に密着したドキュメンタリー『ガクセイプロレスラー』が、国内外で高い評価を得る。DDTプロレスの映像班でディレクターを務めるほか、ガンバレ☆プロレス所属のプロレスラーとしても活動している。映画『プロレスキャノンボール2014』『俺たち文化系プロレスDDT』の助監督を務めた。<br />
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<p>[box class=&#8221;box4&#8243;]<br />
映像班の仕事に興味を持った人は、履歴書を下記住所まで。<br />
〒160-0022　東京都新宿区新宿2-1-2 白鳥ビル1F採用係<br />
また、メール（ddt@ddtpro.com）や電話（03-5341-4687）での問い合わせも受付中。<br />
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<p>ガンバレ☆プロレスは、12月16日（日）11時30分より東京・後楽園ホール大会を開催。チケット情報などは<strong><a href="https://www.ddtpro.com/news/1781" target="_blank" rel="noopener">公式サイト</a></strong>をチェック！</div>]]></content:encoded>
					
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