いとわズHADO部、HADO SUMMER CUPに向けて走り出す!

地獄の育児録〜血みどろワンピース編

人は簡単に育児ノイローゼに陥ってしまいます。

夫の仕事が忙しいがために、一人でディフィカルトベイビーを育てるママさんもたくさんいると思います。それはそれは大変なことでしょう。

そこで、『すべてのディフィカルトベイビーを持つママさんへ〜子育ては地獄だから大丈夫〜』と題して、大変な子どもはたくさんいるよ! あなたの家だけじゃないよ! Facebookやブログは、良いところばかり切り取ってるだけだよ! 腹が立つったらないね! ってことを、僕の体験談をもとに伝えていきたいと思います。

少しでも共感してくれたり、コイツよりはマシだなって思ってくれたら幸いです。

今回は娘と競馬場に行ったときのひととき。

娘を連れていざ行かん、競馬場へ

娘が1歳6ヶ月頃のとある日曜日、妻が腰痛で整体に行きたいというので、僕が娘を預かり、友人(男)を連れ立って競馬場へ遊びに行きました。

その日はとても天気が良かったので、娘には上部が水色、下部が白の二色で構成された富士山ワンピースを着させることに。本人はどう思っているのか知りませんが、僕の中では娘が一番可愛く見えるお気に入りのワンピースです。

子どもを連れて競馬場というと、なんとなく“毒親”のイメージがありますが、昨今の競馬場は家族連れの客を増やしたいらしく、まぁ〜子どもに媚びてます。

馬とのふれあいコーナーがあったり、ボールプールがあったり、なぜか馬ではなく新幹線の乗りものがあったりと、もうコッビコビ。だだっ広い芝生の広場もあって、そこらの公園に行くよりよっぽど子どもを遊ばせるのに適しているといえます。

突如娘が「んきゃあぁああああ!!!」と、奇声をあげても、全然気になりません。

しかもその日は、大きなレースもなかったので普段より人も少ない。天気も良いし、最高です。僕ら3人は、芝生で駆け回って遊び、疲れたら娘に競馬新聞を見せて指をさした馬に100円賭け、勝った負けたとのんびりレースを楽しみ、お腹が減ったら売店でもつ煮込みを食べるという、お手本の様な休日を過ごしていました。

食パンマンからの落下が状況を変える

お昼が過ぎた頃、もっと色々なところを回ってみようと友人が提案しました。僕らは、競馬場内にあるシンプルで小さな公園へ向かうとそこには、シーソー、ブランコ、カバが横たわった謎のオブジェ、そして全長70センチ前後の食パンマンの石像がありました。

娘は脇目も触れず石像に駆け寄り、「アンパンマン、アンパンマン」と、食パンマンを愛で始めます。

沢野
ちょっと勘違いしているみたいだけど、やっぱりアンパンマンが好きなんだなぁ

友人と談笑していると、娘は一瞬のスキに食パンマンによじ登り始め、そのまま砂砂利の地面に落下。口内を切ってしまい、見たこともないほど大量の血を流し、泣き出しました。

沢野
救急車か? え? でも、競馬場の中に来てくれるの? あ! そういえば場内でさっき救急車みたぞ? いや、あれは馬専用のやつだ!

パニック。

僕の脳内は、高速で回転しながら混乱し続けました。

友人
血、血出とる。血出とる!

友人も見れば分かることをまるでうわ言のように漏らし続けています。しかも、普段出ない福井弁。

おいしい水のことで一悶着

とにかく口を洗わないと! ベンチに座らせ、近くの自販機で水を買い、娘の口をゆすぎました。

すると、先程まで血にビビって棒立ちだった友人が叫びます。

友人(福井弁)
なんでみかんの味ついとる水なんや!普通の水でええやろ!

いや、ほんとどうでもいい。普通の水が売ってなかったから、みかん味の水を買っただけ。何で急にそんなに怒っているのだろう。しかし、こういう奴が近くにいると、案外自分は冷静になれるものです。

無視して丁寧に娘の口をすすいでやりました。すると、友人はさらに叫びます。

友人(福井弁)
みかん成分が口に染みたらどうすんの!? なんでちょっと美味しいの選んでるん!?

さらに無視して娘の顔を洗っていると、娘は少しずつ泣き止みだしました。僕はホッとししてその場にへたり込みました。

友人(福井弁)
普通の水ないやんこの自販機! そんなんあるぅ!?

まだなんかいってる…。

僕は娘の顔を洗いタオルで拭いてやると、娘は血まみれのワンピースを見てなぜか「きゃっきゃ」と笑い出しました。もうゴキゲンになったようです。

血まみれワンピース
疲れきってしまった僕らは、娘を抱きかかえて競馬場を後にしようとすると、娘は再び泣き出しました。傷口がまた開いてしまったのかもしれません。

ゆっくり地面に下ろすと、娘は「うへへへへ」と、再びだだっ広い芝生の広場に走り出しました。

友人
子どもって元気だなぁ。まだ遊びたかったのか。

僕らはしばらくその様子を見ていることに。地面は芝生だし、周りにはあまり人がいない。とりあえずは安心・・・と油断していたら、また新たな事件が発生します。

見知らぬ若い女
きゃっ! この子、血まみれよー!
彼氏みたいな人
なに!? 大変だ! この子の親はどこだ?

あ、まずい。スゴスゴと近づき

沢野
あの、僕が父親です

と名乗ると、その若いカップルは僕を軽蔑した眼で見ていました。

彼氏みたいな人
お子さま血まみれですけど、大丈夫なんですか?
沢野
え、えぇ、まぁ、いろいろありまして
彼氏みたいな人
イロイロってなんですか? 失礼ですけど、怪我した子どもを放っておいて、自分は競馬して、恥ずかしくないんですか?
沢野
す、すいません。帰ろうと思います
友人
はい、気をつけます

僕らは、ひとまず競馬場内で子供用Tシャツを探すことに。しかし、遊び足りない娘は、食パンマンから落下したときよりも大きな声で泣きじゃくっています。

あの子血だらけで泣いているぞ

競馬場に小さな子ども連れてきて、完全に毒親だな

見るからに頭の悪そうな父親ね

バカなんだから子どもなんて作るんじゃないわよ

周りの人が僕の悪口をいっているような気がしてなりません。

違うんだ。泣いているのは遊びたいからなんだ。血はまた別なんだ。競馬場だって公園代わりに来ただけなんだ。僕は毒親じゃない。普通の真面目なパパなんだ

聞こえてくる幻聴に必死で言い訳をする僕。

結局、Tシャツは見つからず、帰りの電車でも泣きまくる娘。妻が替えの服をバックに忍ばせてくれたことに気づいたのは、家に帰ってからのことでした。

子どもの長所を見る

子どもの良いところに注目すれば、どんな大変な目にあってもなんとか精神を保つことができます。

今回、紹介したい娘の長所は

「痛くてもわりと笑う」

です。

過去に数度、注射を笑顔で乗り切ったことがあります。

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